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2023.08.13(日)恵みの雨

2023-08-14 04:31:48 | 岩手野球情報
甲子園の2回戦で花巻東が2-1でクラーク国際(北北海道)を破りました。試合開始が14時6分で雨で1時間34分の中断時間を挟んで終了が18時2分となり「3時間56分」の激闘になりました。1-1の8回表クラーク国際の攻撃中、1死1,2塁フルカウントの何とも微妙なタイミングでの中断で、雨が降って来て急に土砂降りとなり、早く試合を止めろと思っていたもの。もっと3,4球早く止めても良かったが主審の判断なんだろうか。
7回から初戦に好投した小松投手を監督は自信をもって登板させたが、球が走らずボール先行になり、中断中に投球練習したのが中屋敷で、どうらや再開後に登板させるようで投手交代となりました。この交代が功を奏して、再開後の1球目がボールとなって1死満塁となりましたが、後続を見事に打ち取りました。あっぱれでしたね。
勝因はこの試合も先発投手の好投でせう。エースナンバーの北條は昨秋の県大会前に肋骨(ろっこつ)を疲労骨折し、秋は満足に公式戦に出られなかった。春先も右ひじを痛めたが、何とか夏に間に合っていたもの。甲子園初登板となり最速145kmで6回を投げて4被安打無失点と流れを持って来ました。7回からは右翼手に回ってフェンス手前の大飛球を好捕し、8回の犠牲フライになるかと思った若干浅い飛球も、強肩の北條の守備だったので本塁突入を躊躇したのではなかろうか。
3回以降毎回先頭打者を出した打撃陣は、2死三塁まで進塁させるなどしたがあともう1本が出ず、北條の3塁強襲タイムリーの1点のみ。8回表を無失点でしのいだ裏の2死から、県大会決勝から4番から5番に下がった千葉キャプテンが、意地の甲子園初ヒットを放っての決勝点。結局、2点しかとれずクラーク国際の投げ方を自由自在に変える千手観音投法に苦戦して、佐々木麟太郎も4打数無安打に押さえこまれたことも苦戦の一因でせう。
中断中、佐々木監督はナインには着替えと、塩分タブレットやスポーツドリンクを取るよう指示。直前に正捕手の小林は足がけいれんしていたが、無事回復していたようです。試合後の監督は「よく守り抜いた。先発の北條は上出来。もう少し投げてもよかったぐらい。(決勝打の)千葉はキャプテンで苦しんでいたので、私もうれしかった。(佐々木麟太郎は)打ち方を変えたが合っているのか・・・」。「継投はむちゃくちゃ迷ったが、雨の中断で(ピンチの)流れが止まり、うちにとっては非常に良かった。」とのコメント。
”雨ニモ負ケズ、中断ニモ負ケズ、花巻東は夏王者ニナリタイ”ですが、さあ次戦はベスト8入りをかけて、智弁学園(奈良)との対戦になります。この試合も投手陣がどれだけ失点を防げるかになるが、打たれまくられるイメージしかない。打撃戦に持ち込みたいが麟太郎の活躍がなければ一方的な展開が予想されるもの。なので、前半戦は何とか最少失点、点差で食らいついて試合を進め、終盤までもつれる試合展開で最後はやっぱり負けないチームだったとなってくれれば良いのだが。
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