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埼玉県比企郡嵐山町地域史誌アーカイブ

学童疎開の児童が62年振りに訪問

2007-04-03 21:00:00 | 大蔵

 2007年(平成19)4月3日、太平洋戦争末期、嵐山町に学童疎開していた東京の有馬国民学校の児童が62年振りに来町し、安養寺で大蔵の人たちと再会しました。

 1944年(昭和19)9月、空襲の危険をさけて、3年生から5年生までの児童が嵐山渓谷にあった松月楼(しょうげつろう)を宿舎とし、翌年5月からは大蔵の安養寺、向徳寺などに分かれて集団生活をおくりました。

 当時10代であった地元の皆さんから、太平洋戦争末期の苦しい食糧事情の中での疎開学童との交流が語られました。