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健康福祉分科会を傍聴しました

今日も、別室で音声傍聴しました。

健康福祉分科会の審査のメインは、いずみ保育園の2階にあった母子寮が閉鎖されていて
その母子寮の一部(半分ほど)を改修して、吹田市立の小規模保育所にするための債務負担行為についてでした。

委員の質問では(順不同)
1)なぜ保育所ではなく、小規模保育所なのか

2)なぜ民間に任せるのではなく、吹田市立になるのか

3)なぜ0歳児は対象にしないのか

というようなものだったと思います。

1)の答えとしては、保育所が不要ということではないが、
現在、0歳~2歳までの待機児童が多いことと
小規模保育所はすぐにできるが、保育所は作るまで2~かかるから
ということでした。
また、最近は0歳児が減っているので、将来推計では子どもが減っていくと考えられ
今、たくさん保育所を作っているけれど、不要になることも考えれば
民間ではなく、公立のほうが調整しやすいと考えている、とのことでした。

また、この小規模保育所の必要性がなくなってきたときは、
今もまだ充足できていない一時預かりの場所として使うことも考えられるので
今回の改修は無駄にならないとのことでした。

2)の答えとしては、小規模保育所は保育所との連携が求められており、
公立保育所と公立小規模保育所で連携しやすいからとのことでした。
民間の小規模保育所でも公立保育所と連携すればいいのではないか、という質問もありましたが、
現在、民間の小規模保育所は今年度初めに36か所あって、このうち、保育所と連携できていないところが22か所あるとのことで、それらの小規模保育所の連携を公立保育所ができていないのに、ここだけ公立保育所と連携することはできない、とのことでした。

なお、連携のできていない小規模保育所を含め、連携できているところについても
公立保育所で培われたスキルを伝えるため、公立保育所所長だった人たちが、各施設を回って、必要に応じてアドバイスしているとのことでした。

*連携とは、2種類の意味があって、小規模保育所に入所した乳幼児が3歳になった時に移行できる受け皿としての保育所、そしてもう一つの意味は、保育の連携として、たとえば共同で行事を実施したり、保育士が急に休んだ時の対応ということだそうです。

3)の答えとしては、0歳児の場合、0歳児3人に対して1人の保育士が必要で、一人の保育士が0歳児をずっと一人で見ることは難しいため、1階のいずみ保育所の0歳児枠を広げることで対応したいとのことでした。

それ以外として、2階の半分ほどは改修しないようだが、どうするのか?という質問に対しては
地域活動(おまつりなど)の備品倉庫に使いたいという他部署からの要望があり、調整中とのことでした。

ほかにもいろいろ質疑されていましたが、私がメモったのは、これぐらいです。

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12月14日(木)のつぶやき

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