民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

濃厚煮干中華(大盛)@文四郎(青森県弘前市)

2019年01月07日 | グルメ
前日、正月休みのために行けなかった店「中華そば文四郎」

帰省最終日の昼、家族の送迎したり、なかなか忙しい合間で、今回は厳しいかなーと思っていた。

諦めつつスーパーに行ったら、なんと文四郎のラーメンが一般販売されている。

そんなに人気ある店だったなんて!ますます食べたくなる。

それをお土産として購入した直後、ラーメンマンからのメールが!

リンゴジュースを届けるから、と。

この時から少し期待していた。

彼のことだ。

ラーメンに誘ってくるんじゃないか、と。

スケジュール的には厳しいけど、誘われたら不可能ではない…かも。りんごジュースを一箱+α持ってきてくれた彼と一言二言会話していたら…

みんぺー、ラーメン行くか?

ほら、来たー(^^)v

とは言え、時間はない。

それなら今すぐ行って、たまたま駐車場が空いてて…たまたま席も空いてたら食べよう!

とりあえず向かってみるコトに。 

そしたら、たまたま駐車場が空いてて、たまたまカウンター2席空いてた。

キタキター!

という訳で、濃厚煮干中華(大盛)を注文。この店は無化調、つまり化学調味料を使用していないのである。

要は自然な素材の味で勝負しているって訳だ。美味い…という一言で表せない不思議な美味しさ。

津軽弁で言う「たげめぇ」、つまりすげー美味いってやつ。

なんていうか、頑固でこだわりが強く負けず嫌いな津軽魂を感じる一杯だった。

煮干しフレーバーがグイグイ押し寄せてくる。

風味が強い。

と思いきや、スープを飲んだ後は…ん?優しい?

まさに津軽を一杯に表したかのような極上の煮干ラーメンなのである。

強く優しい頑固者…。

おいおい!津軽!やっぱり好きだよ!津軽!

そんな一杯である。

テーブルには、自由に使用できる煮干粉まである。

それはちょっとやりすぎかも、と思いきや…まぁネタ的にかけてみるか。

スプーン一杯の粉を足したスープは…「おい、みんぺー!やっぱ弘前いいだろ!また帰ってこいよ」と言ってるような優しく深い味わいに。

子どもの頃は、どちらかと言えば苦手だった煮干し。実家の味噌汁には、いつも煮干しが入ってて、碗にも盛られ、「栄養あるから食べるように」と言われてた。

美味しいと思ったコトは一度もなく、その存在価値に疑問すら感じていた。

そんな煮干しが今は愛おしくて堪らない。入店して店を出るまで15分くらい。

至福の時は、あっという間だった。

ラーメンマンと堅い握手を交わし、肩を叩きあって別れた。

津軽を擬人化したようなラーメンマン。

多くは語らないが、色んな想いがビシバシと伝わるアツい握手だった。

そんな彼と短時間で味わった一杯は、味も時間もまさに至福だった。

ごちそうさま。
今、彼がくれたりんごジュースを飲みながら、あの15分を思い返している。

ちなみに彼が作ったこのジュースもまた無添加だ。

知れば知るほど味わい深い。

それが津軽だ。

あ、長々書いたけど、文四郎オススメってコトです(笑)