民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

行動したら繋がって繋がった結果…の話

2018年11月19日 | 児童養護施設の仕事
今年6月に目黒で発生した5歳の女のコの虐待死事件は世間に衝撃を与えた。

どうしてそんな悲しいコトが。

ひどい親だ。

自分に何が出来るんだろう。

子ども虐待防止の活動をしているボクにも、様々な声が届いた。

でも、時の流れと共に人々の記憶から風化しているのも事実だろう。 

つい5ヶ月前の話なのに。

年間50人前後の子どもが虐待で命を落としてて、たまに目黒のケースみたいに残酷な事件だと大々的に報じられ、世間の注目を集める。  

残念ながら、そんなコトの繰り返しだ。

児童養護施設の一職員に過ぎないボクに出来るコトは多くない。

でも、それでも何か行動すれば何かを少しずつ変えていけると信じている。

悲しい事件を減らす小さな小さな力にはなれると信じている。

だから時に少々無理をしてでもボクは行動する。

微力も集まれば大きな力になる。

目黒の事件を受けて立ち上がったのが、真鍋かをりさん、福田萌さん、坂本美雨さん、犬山紙子さん、ファンタジスタさくらださんの女性芸能人5名だ。

#こどものいのちはこどものもの

彼女たちは、そんなハッシュタグを用いて沢山の意見や想いを集めた。

沢山の署名と共に厚労省に行き、再発防止に向けての改善を訴えた。

こういう影響力のある人たちが同じ様な想いで立ち上がったコトに刺激を受けたボク。

メンバーに連絡を取ってみるコトに。

当然、反応はなかったけど、唯一繋がったのが、オリエンタルラジオ中田敦彦さんの妻である福田萌さんだった。

萌さんは、ボクたちの活動にも賛同してくれた。

そんな萌さんからとある提案があったのは数週間前のコト。

児童養護施設に直接支援が届くクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げたい。

それから今日までの間、実にタイトなスケジュールの中、クラウドファンディングの会社の方とやりとりして、ページを作成した。

こんなチャンスを生かさないなんてあり得ない。

睡眠時間を削って作り上げたそのページで、別に同情を集めたい訳ではない。

児童養護施設やそこで生活する子どもたちのコトを知ってもらうきっかけになれば良い。

児童養護施設と虐待はかなり密接した関係にあるのだ。

もし上手くいくのであれば、ボクが実行委員長として取り組んでいる施設建て直し費用の不足分の足しにしたい。

来年度の着工に向けて、今日も長時間、図面を前に議論した。

しかし、このままでは何千万という借入金を利用せざるを得ない。

それを少しでも減らせれば子どもたちのためにお金を使える。

そんなこんなで明日は、プロジェクトの記者会見のため厚労省に行く。
実際にプレゼンするのは施設長なので、別に緊張はしていないし、むしろワクワクしている。

記者会見の様子は、22日夕方のニュースエブリィや各種マスコミでも報道予定。

また報告しますが、ぜひプロジェクト成功のために力を貸して下さい!

『エネルギーは使えば使うほど、湧いてくる』

斎藤孝