GoGoINSEAD

ゴーゴーインシアード INSEAD@フランスMBA留学奮闘記

CAUTION!!

2004-09-30 | Diary
Citi先日このメールを受け取った。内容は、システムのアップグレードのために、ホームページから顧客情報をアップデートしなければならないというもの。しかも必須と書いてある。これをパッと見た時、全部英語だからおかしいなとは思ったものの、ロゴも入ってるし、てっきりシティバンクから来てるものだと思ったので、「後で、見てみなきゃ」と思っていた。
しかし、さっき中身がとても良く似た他の銀行からのメールを受け取って、おかしいと思って確認したら、やはり全部嘘のメールだった。この種のメールをいろんな人に送って、その中にたまたまその銀行の顧客がいて、HPで情報を打ち込んだら、それを使って金銭を奪う手口らしい。
日本にいたら、全部英語であることに強い違和感を感じただろうけど、こっちにいると「あ、フランス語じゃなくて英語だ。良かった。」と感覚がおかしくなってるから、英語であることにあまり違和感を感じなかった。
シティバンクでは、メールで情報を聞くようなことは一切無いとのこと。

おすすめ

2004-09-29 | INSEADお役立ち情報
僕が日本から持ってきた本の中から、合格生にお勧め。特にミクロ、統計のバックグラウンドが無い人へ。

Micro試験攻略 経済学入門塾〈2〉ミクロ編 石川 秀樹 (著)
間違ってマンキューを読む前に船便で送ってしまったため、買ったが意外と良かった。ミクロ経済学で検索するとAmazonで一番売れている本になっている。有名なのかも。
Mankiwマンキュー経済学〈1〉ミクロ編
プレリーディングに入ってますが、読んどいた方が良いです。日本語で読んでおいても問題ないと思います。僕は間違って船便に入れてしまい、必要だった時には、どこかの海に浮かんでいた。。。

Toukeiはじめての統計学 鳥居 泰彦 (著)
ここにある内容は、2ヶ月でほとんどカバーする。さらにここに無い分も少しだけあるが、あまり問題ないだろう。この本は本当に持って来て良かったなと思った。
casiohand金融電卓は、HPのを最初買ったが、キータッチがすごく硬いことや、説明書の英語を読むのが面倒だったし、仕事柄今後も使うだろうと思い切ってネットで買って日本から転送してもらった。普通の関数電卓ではIRRの計算がパッとできないので、金融電卓をお勧めします。僕のはカシオ『FC-200V』。もともと1万3000円で、ネットでも7800円もするが、学校の売店で「HP 10bII financial calculator」は、40ユーロなので、そんなにものすごく大きな差があると言うわけではない。

ご参考まで。悪いことないから読んどいた方が良いよ。。。

80g

2004-09-29 | Diary
80gカルフールで買ったノート。左下に小さく「80g」と書いてある。(写真をクリックすれば拡大します。)
80p(ページ)じゃなくて、80g??? えっ、「g」? フランスじゃ紙って、グラムなの??
「g」から始まるフランス語の単語で、「枚」という単位があるのかもと思ったら、そういうわけではないようだ。g/平方mと書いてあった。1平方メートルあたり80gの紙ってことのようだ。この呼び方、斬新。。。
会社でコピー頼まれて、「何グラムコピーしますか?」と聞いたら殴られるに違いない。

2004-09-28 | Diary
kuraisora今朝、宿題に追われるような感じがして、目覚ましが鳴る前にハッと目がさめた。嫌な夢だった。
実際、宿題は終わってなかった。もっと悪い夢を見ているようだった。
天気も最近はこんな感じ。大分寒くなりました。

イチロー

2004-09-28 | Diary
僕のたった一つ年上だけど、世界の頂点に立つのには、当然それなりの理由がある。ただただ尊敬します。
体調管理、道具類のチェック……。完璧(かんぺき)主義を貫くイチローは今季、その次元をさらに高めた。
 今季からトレーナーを務める森本貴義さんが明かす。「人の3倍はコンディションづくりに費やしている」。昨年までに比べ、約1時間も早く球場入り。本拠での試合なら、約5時間前に動き始める。入念なマッサージやストレッチ体操に約1時間半。この積み重ねが今季、終盤でも失速しない大きな要因という。

Get Ready!

2004-09-27 | Diary
babybed昨日は日本から持ってきたベビーベッドを作り、部屋を掃除した。当然ベビーベッドは寝室の一番いい場所にセット。子供がいる人のために、参考までに物価チェック@カルフール。現在1ユーロ=136.5円ぐらい。しかもレートはガンガンあがってる。
パンパース no.3 4-9kg 108枚 16ユーロ
パンパースおしり拭き 144枚4.3ユーロ
パンパースおしり拭き216枚5.7ユーロ sale品
哺乳瓶 2-5ユーロ
粉ミルク 12-17ユーロ 900g
赤ちゃん用品は日本に比べて、やはり高い。

BabyCar1乳母車は、左から139-129-169ユーロ。





BabyCar2コンビダコタ269ユーロ(写真真ん中の二つ。乳母車とカゴがセット。でもカゴは、チャイルドシートにはならないのであまり使えない。)





安いなと思ったのは、
バゲットlong 0.40ユーロ(政府から補助金が出てる)
dvdプレイヤー 50ユーロ

Arab Week

2004-09-27 | INSEAD紹介
ArabweekArabKing今週はアラブウィーク。今週も映画上映、べリーダンス、アラビックフードなどイベントが毎日盛りだくさん。最終日の金曜日は当然パーティー。このままFinal Examまで毎週イベント続きなのだろうか。そうだったら、疲れてしまうかもしれない。

本当のWhy INSEAD?

2004-09-26 | INSEADお役立ち情報
Applicantの参考のために、ちょっと書きます。Essayでも良く聞かれるのが、「Why INSEAD?」。Essayには沢山色んな理由を書いたけど、本当のところは、たったの2つ。
1.1年間のプログラムを選ばなければならなかった。
2.French Speaking Communityに住んで、フランス語を習得したかった。
これだけです。そういう意味では、スイスのローザンヌにあるIMDでも良かったが、IMDは早々に不合格となった。もしIMDに受かっていたらどちらかと言われれば、以前住んだことのあるフランスにあるということと、その学生の年齢やキャリア構成等(IMDはよりSeniorな感じ)を考えてINSEADを選んだと思う。

人によっては、ランキングや就職率も気になるところだろう。(Financial TimesによるとINSEADは世界で4位、1年コースに限れば世界で1位だが、FTはヨーロッパびいきだから、あてになるかどうか、、、)逆にこれらは僕にとっては、ほとんど関係なかった。「語学が理由なの?」と言われたこともあるが、Priorityは人それぞれだ。

ポイントは、これら本当の理由をいかにうまく化粧直しをしてEssayに書くかということだ。僕の場合は逆にこの二つの理由が明確にあったので、これらを軸に、教授や学生の質が高いこと、各国の学生と知り合え将来の人脈に繋がること、僕自身がこれまでの経験や知識を使って学校、クラスに貢献できることなどをうまくちりばめて書いていった。ご参考まで。

Logoff

2004-09-26 | INSEAD紹介
Logoffとは、学校の共用のPCをLogoffし忘れた場合、後から来た人がその人の振りをして、全校にMassメール(一括送信メール)を流すこと。「どこかで下着を落としたが、誰か知りませんか」とか、とにかく下らない内容を流す。一応面白いメールを流すということになっているが、下品なものや趣味の悪いものも沢山あり、センスが問われるところだ。中には、Logoffなのか、そうでないのか分かりにくいものもあって、困りものだ。
僕は、これまで一回もLogoffをされたことも、したことも無い。いつか誰かがLogoffし忘れていれば面白いのを送ってみたいなと思っているが、意外とチャンスは無いものだ。

CMS & Campus Visit

2004-09-25 | INSEAD紹介
土曜日が一番ほっとする。ようやく激しいAssignmentから開放された感じ。何度も書いているが、授業は激しい勢いで進み、復習している暇も無い。無酸素運動を2ヶ月続けるようなもんだ。授業は2ヶ月で1学期で、第1学期(P1)は、10月の18,19,20日にFinalExamが予定されており、もう恐ろしいFinal Examの足音がひたひたと聞こえている。

これまでに僕が感じたINSEADの弱点として、1年間という期間の短さからくるせわしなさを書いたが、卒業後に職を探す学生は本当に大変だと思う。CMS(Career Management Service)といって、就職支援をする部署が学校内にあるが、そこが主催するプレゼンやワークショップが、なんとWelcome Weekが終わった第2週から始まる。まだ何も学んでないのに。。。。一番最初から動かないといけない業界はInvest Bankingのようで、すぐインタビューワークショップが始まっていた。まだ授業もIntroductionなのに、なにをインタビューで答えるんだろうと思う。それ以外にも自己分析や、履歴書の書き方など沢山のセッションが予定されている。普段の授業に着いて行くのも一苦労だから、これらまで出ていたら大変だ。僕は自己分析だけ興味があったので、出ようかと思っていたが、授業に激しく遅れていったので、一切何も出ないことにした。ま、Priorityから考えると当然だが、就職活動もしないといけない人はどうやってTime Managementしているんだろう。
CMSのプログラム以外にも、毎日のように学校にリクルートに来ている会社のプレゼンが夕方ある。カクテルバーティーみたいなものもその後開催されているようだ。大体はヨーロッパの会社orヨーロッパ以外の会社のヨーロッパ支店での採用と聞いているので、あまりアジアで働こうとするアジア人には参考にならないのではという気もする。

ところで、先週はアプリカントの方が、今週は合格生(来年1月入学)がキャンパスに来たが、キャンパスを見ることはすごく良いことなので特にお勧めします。実際に見てみると予想以上だったり、予想と違ったり、色んなことが見えてくると思う。僕も合格する前にINSEADには何回か行った。
CastleoIndiaCastleDoor昨日は、IndiaPakWeekの最後を飾るインディアンパーティーが、近くのお城で行われ、学校を紹介できる良い機会だと思ったので、合格生も一緒にみんなで行ってきた。2,3百人ぐらい来ていて、盛大だった。地下のホールがディスコになっていて、僕らが帰る1時位には結構盛り上がっていた。(ディスコの写真を撮り忘れてしまった。。。)夜10時ぐらいから始まるのが辛いところだ。土曜日は朝の8時半から補講があるが、さすがに昨日のパーティーに出た人が多かったのか、人数がいつもより少なかった。
あ、Logoffの説明を書き忘れたが、また明日。

Viva! Visa!

2004-09-24 | Diary
今日福利厚生担当者から連絡があって、家族のビザがフランス国内で承認が下りたとのこと。日本の在京フランス大使館にはオンラインで繋がっているらしいから、来週の月曜日にパスポートを持っていけば、来週中にビザがもらえる。(本当は、1週間後に取りに来て欲しいと言われるが、その前にできているらしい。)8月頭に申請して、丁度2ヶ月弱。それでも長かった。。。
実は来週金曜日にフライトをもうすでに抑えてあったから、ギリギリ間に合った。これで家族そろってこっちで暮らすことができる。本当に嬉しい。ま、僕がフランスに来て学んだことは、「フランスでは、最後まで安心するな」なので、ちゃんとこっちに到着するまでは気をゆるめられないが。。。

シャンパンルール

2004-09-24 | INSEAD紹介
INSEADの文化として有名?なのが、シャンパンルールとLogoffだ。Logoffは明日書くので、今日はシャンパンルール。
クラスによって、ルールは若干異なるが、授業中に携帯を鳴らしたり、授業に遅れてきて先生に指摘されたり、ColdCall(突然の指名)を受けた時にいない等決められた「やってはいけないこと」をすると、シャンパンをクラスに献上しなければならなくなる。そして、毎週キーワードが考えられ、授業の質問やコメントの中で、そのキーワードをうまく、面白く使えると、その人にシャンパンが渡されるというルールだ。先週は、2本シャンパンがあったので、「ハリーポッター」と「オースティンパワーズ」がお題として出され、質問の中で「オースティンパワーズ」を使ったクラスメートがいて、その人に1本渡された。
僕は、これまで特に何も無かったが、今日グループワークの際の時間管理のために持ってきていたキッチンタイマーが、何かのはずみでかばんの中でボタンが押されたらしく、突然鳴り出し、シャンパンを献上しないといけない羽目になってしまった。。。。

今日は、Leading People & Groups (組織論)の授業が1週間ぶりにあり、先日来考えていた「例え民主的な方法で方針が決まったとしても、自分が信じているものと異なることをしなければならない場合、かなり強い抵抗感を感じ、その人のグループへの貢献が最大化されない」のでどうすれば良いかということを授業の中で問題提起してみた。
教授の答えは、まず、1.リーダーは、Voteに負けた人が抵抗感を感じているということを理解しないといけない。そして、その人に対して、たとえば「今回は意見を採用しないけど、協力が是非必要である」ということを伝えることによって、動機付けする。2.また、必要に応じて決定方法を変える(全会一致にするなど)ということでも解決できるのではないかと言っていた。1.は、言うのは易しいが、中々難しいことだと思う。

今日も発言してみて思ったが、やはり授業の中で質問や発言をしたり、問題提起をするのは本当に難しい。ほとんどEnglishNativeみたいな連中の中で発言するのは、ものすごくプレッシャーがかかり、変なこともいえず、タイミングは難しいし、ちゃんと伝わるのか不安だ。ま、最初からできる人はいないから頑張って慣れていこうと思う。

IndiaPak Week 2

2004-09-23 | INSEAD紹介
india1
india2india3india4india6インド&パキスタンウィークの写真をいくつか載せておきます。左上から、授業の際に使うインド風の名前で書かれた名札の裏。授業の際には先生に名前がわかるように、必ず名札を立てるが、今週だけはインド風の名前も加えられた特別の紙を立てる。裏にはこの1週間のイベントスケジュールが書いてある。次の二つは、インド&パキスタンウィークを紹介するプレゼン。授業の後に行われ、かなり盛り上がった。そして、舞踊。最後は、日本でも一時期流行った?インドのスポーツ、カバティをみんなでしているところ。

船便

2004-09-23 | INSEAD紹介
packet今日船便が届いた。8月の頭に出したから、1ヶ月半で着いた。日通は総じてパフォーマンスが良かった。やはりパリに支店があると何でも日本語で通じるから楽だ。これでようやく生活が少しまともになる。間違って船便で送ってしまって、相当後悔したマンキューのミクロ経済学もようやく使える。あとは家族を待つだけだ。早くビザがおりることを願っている。家族が来る前に、授業の遅れを取り戻しておかないと。。。

プレゼンテーションスキル

2004-09-22 | Lectures
昨日、1回4時間だけのプレゼンテーションスキル講習(Succeeding in Bussiness Presentation)があった。講師は、Bain&Co.のVicePresident。INSEADの卒業生だ。授業は実際に練習をしながらやった。プレゼンを作成する際の要点は、順番に、
1.聴衆にあわせたプレゼンを作る。
2.Main Massage(Punch Line)を作る。
3.話の流れ(Story Line)を作る。
4.効果的なスライドを作る。
5.インパクトのあるプレゼンをする。

面白いなと思ったところだけ書くと、
1.プレゼンは、ピラミッド型に、30秒(エレベーターケース)、5分(Exectutive Summaryケース)、30分(Full Presentationケース)どれでも同じ内容を伝えられるように作ること。エレベーターケースとは、エレベーターの中で、目的の階に着くまでにCEOに説明しないといけないケースだ。プレゼンで時間がなくなると、残りのプレゼンを無理矢理終わらせようとする人がいるがそうではなくて、その場合は短いバージョンに切り替えると終わる。
2.プレゼンの内訳は、WordSlidesは10%、VisualSlides(絵とかイメージ図とか)も10%。DataSlidesが80%とすべき。
3.緊張しないためには、聴衆全体を見るのではなく、1人ずつの目を満遍なく一文一文話すごとに切り替えて見る。
4.声のレベルは、自分の中で1~5レベルがあるとしたら、7ぐらいで話す。声が大きいと感じても、聴衆は大きいと感じない。
5.聴衆から見てスクリーンの左に立つ。言葉が左から右に書かれているため、聴衆の視点(FocalPoint)が行ったり来たりしないですむ。
6.聴衆の視点は、2つとする。スクリーンと自分。従って、ポインターやペーパーなどは持たずプレゼンをする。ものを持つと、視点が増えるから、聴衆の意識が分散する。

この講師自体が、かなり効果的にプレゼン、授業を行っていた。講師自身がよく緊張する方だと言っていたから、ここに至るまで相当努力したんだろうと思う。プレゼンは、努力8割・慣れ2割、なんじゃないかと個人的には思っている。
最後にグループで課題を45分で検討して、1人が代表して、激しくコメントする聴衆役のグループの前で6~8分のプレゼンを行う。実際にプレゼンするグループは抽選で2つ選ばれる。練習になるかと思ってプレゼンターに立候補してみた。
抽選であるグループが選ばれ、そのグループは結構うまくやっていた。それよりも何よりも具体的に資料の中身をよく検討して、激しい質問にもちゃんと答えていた。うちのグループはプレゼンの体裁にばかりこだわって、中身の検討がものすごくおろそかだったので、僕は最初のグループのプレゼンを聞きながら、質問にも答えられないし、プレゼンの内容もかなりいまいちだなと、すごくあせった。このままだとまずいなと思ってたら他のグループがあたった。正直あたらなくて良かった。もう一つのチームもよく資料の内容を検討し、かなりレベルの高いプレゼンをやっていてびっくりした。うちのチームがあたっていたら、どうなっていたことか、、、、
授業後に、議論の進め方をReviewし、体裁にばかりこだわって、中身の検討がおろそかになるのをどうするかについて少し話しあった。