香港の感染男性死亡、鳥インフルH7N9型
2013.12.27 08:39
香港メディアによると、香港で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)への感染が確認された男性(80)が26日、死亡した。香港で感染者が死亡したのは初。
同型ウイルスの感染者は中国で3月末に初めて確認されて以降、台湾の1人、香港の2人を含めて計148人。そのうち死者は、中国メディアが今月死亡したと報じた浙江省の女性を含めると、計47人となった。
春に続いて再び感染者が増え始めた10月以降に限ると、感染者は計12人で、死者は浙江省の女性を含めて2人。
男性は香港に隣接する広東省深セン市に長く住んでおり、心臓病や糖尿病を患っていた。深セン市の生きた鳥を扱う市場で同型ウイルスが検出されていることなどから、男性は同市で感染した可能性が指摘されている。(共同)