ありがたい、公園を毎日掃除してくれる人が現れた。

　今まで私は、呼吸法のトレーニングをした後に、公園内の主要な大きなゴミだけを拾って帰っていたのですが、ついに、最近二ヶ月程前から、綺麗に丁寧に、柴箒で掃き清めるように、ごみ一つ落ちていない完全な形の掃除してくれる人が現れたのです。
　その方は、私が呼吸法をする前に、掃除のほとんど終わっていますので、私はゴミ拾いをしなくともいいようになったのです。
　おかげ様で、綺麗な公園で気分爽快に呼吸法のトレーニングが出来るようになりました。
　ある時その方はふと一人ごとを云うように「ゴミ袋を買うのも大変だ」と、私は思わず「ゴミ袋を買うのも大変でしょう、思い付きですが５００円寄付さしてください」とっさの思いつきで５００円を手渡したところ、その方も快く受け取ってくれました、それ以来、私はなんとなく毎日いい気分で呼吸法をトレーニングしています。
　都内一汚い公園が、突然都内一きれいな公園になったいい話です。
　これから毎月1,000円くらいは寄付させて貰おうと心掛ています。
　ただ心配なことがあります、物事はあまり根を詰めてやりすぎると長続きしないのが世の習い、それを心配して、ある時私は「あまり丁寧にやりすぎると長続しないよ・・・大きなゴミを拾う程度でいいのではないですか」しかしその人は平然と「大丈夫私の体力の続く限りやりたいと思っている」と言い放ち、毎日毎日１時間以上も掛けて、丁寧に地を撫でるように地を愛でる様に掃除をしています、いや掃除をしてもらっています。
　今思えばなんとまー・・・私はまったく野暮なことを言ってしまったのだろう・・・恥ずかしさで一杯です。