奇跡の扉

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首や腰の牽引には注意を

2011年09月29日 | 症例
整形外科などに行くと、良く首や腰に重りをつけて引っ張っている姿を目にします。俗に言う頸椎腰椎の牽引ですね。レントゲンやMRIなどで骨の間にある椎間板の幅が狭くなっていると牽引を勧められるのでしょう。

しかしこれは大変危険な事で怖いことなんです。本当は首や腰を引っ張っても良いか検査をしなければいけません。レントゲンやMRIだけでは牽引して良いかどうかはわからないのです。

先日もある女性がご主人に首を引っ張ってもらったところ、首に痛みが走り腕にしびれが出てしまいました。首が縮んでいるような気がしたからと簡単な気持ちで引っ張ってもらったようですが、十分な検査をしてからでないと大変な事になります。

検査と言っても体の反応を診て決めるだけですが、体が望まない場合は拒否反応を示します。検査で異常が出ないならば、牽引しても何の問題もありませんが、そうでない場合は牽引して余計に痛くなってしまったと言う事になりかねません。

現在整形外科ではそういう検査はやっていませんので、牽引を勧められた場合は注意が必要です。現実に牽引をしたら余計に痛くなってしまったと言う患者さんを何人も診ていますから。

患者さんの体はいろんな情報を発信しています。その情報を読み取り患者さん自身の自然治癒力をうまく引き出して治してあげる事が、一番体に優しいのではないでしょうか。
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