悪い心に
2006-09-13 | 生活
となりの部屋でエムがネルに向かって毒舌を吐き続けている。
なにかが不満らしい。
毒舌の内容は聞き取れないけれど、不満で不満でネルに呪詛を投げつけているらしいのは、音の調子でわかる。
こういうときネルは決して怒らない。
彼女が怒るのは、自分が忙しいとき。
ネルは一生懸命エムに語りかけています。
でもエムは聞く気がない。ぶうっと頬をふくらませている。
そのうちネルが、
「そんなにわるいことばっかりいってると、口から蟲が出てくるよ」
と、すごいことを言いました。
一瞬の間。
そして、
うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ
とエムの泣き声。
怖かったらしい。もしも口から蟲がわらわらとあふれ出てきたら。
それはぼくも怖いな。
ネルが言うには、
「ぶうっとした顔見てたら、蟲が出てくるような気がしたんだもん」
だとか。続けて彼女は、
「でも効きすぎだよね」
と言って、抱っこしにいきました。
エムはまだまだ泣いていました。
ひっく、ひっく、と。
なにかが不満らしい。
毒舌の内容は聞き取れないけれど、不満で不満でネルに呪詛を投げつけているらしいのは、音の調子でわかる。
こういうときネルは決して怒らない。
彼女が怒るのは、自分が忙しいとき。
ネルは一生懸命エムに語りかけています。
でもエムは聞く気がない。ぶうっと頬をふくらませている。
そのうちネルが、
「そんなにわるいことばっかりいってると、口から蟲が出てくるよ」
と、すごいことを言いました。
一瞬の間。
そして、
うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ
とエムの泣き声。
怖かったらしい。もしも口から蟲がわらわらとあふれ出てきたら。
それはぼくも怖いな。
ネルが言うには、
「ぶうっとした顔見てたら、蟲が出てくるような気がしたんだもん」
だとか。続けて彼女は、
「でも効きすぎだよね」
と言って、抱っこしにいきました。
エムはまだまだ泣いていました。
ひっく、ひっく、と。
「蟲が出るで」。
虫じゃなくて蟲ってのがポイントだな~
初書きこみがこんなつぶやきですんまそん
こちらもいつも楽しみに拝見させていただいてます。
ところでおKさんには効きますかね?蟲蟲蟲。
彼女、冷静そうだからなあ。
また結果おしえてください。
私は、あまり罵られませんが、単に、
気にしてないだけかも。
脈絡も通っているようで、まねしてるだけだったり。
ただ、
「そんな言葉は使ってはいけない」
「嫌な気持ちになる」
とだけ伝えて、他に注意をそらせるようにしています。
あまり長く引きずるのが嫌なんですよね。
そこへ行くとうちの夫。
すごく淡白な性質だと思ってたのに、
息子が悪いことをしたり、言ったりすると、
「謝るまで許さん」「謝っても許さん」
という姿勢で、こんこんと叱り続け、
子供の罵倒と暴力が一層エスカレートしていき。。。
「子供をきちんとしつけよう」
という姿勢は評価できるものの、
聞いてるこっちがしんどくなります。
どうしたものか。。。
今朝、夫がこの記事を読んで、
「蟲かぁ。。。」
と呟いていたので、もしかして試してみるつもりかも。
マルコさん宅でも試みられた様子。
「蟲が口から湧いて出る」
しずかな広がりを見せる予感。。。
なんちゃって。
「蟲が出るよ」といわれたおKちゃんの反応、すっごくおもしろいです!
ひとそれぞれですね~。
こうたんはなんというでしょうか?
また教えてください。
9月13日にこのコメント欄で「つかってみよ」と決意表明をしたわずか10時間後に速攻で使ってみました。
「口に蟲がわくで」
どっかの自治体の「すぐやる課」並みの迅速さでした。
でもどうもうちのおKさんは想像力がソフトフォーカスなようで口のなかの蟲を怖がってくれなくて残念です。
私は4年前までタイの東北地方によく仕事で行ってたんですが、蟻のフライとかゲンゴロウの煮つけとかなら
目の焦点を遠くにずらせばかなり元気に食べられます~
http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=4157&pg=20060914
おもしろいですね。Kちゃん。
東南アジアはどうもそういうのが多いんですね。
ゴキちゃんを食べることもあるんでしたっけ?
ぼくはどうかな~。食べれるかな~。
でも食べなきゃはじまらないから食べるだろうな~。
…だんだん食べたくなってきた。
が、
イマイチ私の表現力が不足していたのか、
「でぇへんわ。あほちび。」
といわれてしまいました。(T_T)
こうたんにとって、ムシとは、
アリさん、かぶと虫、クワガタムシ、
コオロギ、バッタ、その他もろもろの
愛すべき生き物の総称なんですよね。
あまり、恐いイメージにならなかったようで。
ところで。
マルコさん、すごいですね。
いや、以前から生命力に溢れる、
しなやかな逞しさを感じさせるファミリー
(かってなイメージ)に、
「すてきだ~」
と憧れをいだいておりましたが。
やはり、スゴイ!
私は、蟻のフライ、ゲンゴロウの煮付け、
ちょっと食べられないかも。。。
そんなことで、この厳しい時代生き残って
いけるか!
う~ん。結構いけるかもだけど。
いやいや。
ほんと、社会保障の制度改革など、
厳しい時代になってきました。
特に老人に。
イマイチ気力不足のしょこら的には、
老後のことを考えると(ちょっと早すぎ!?)、
生き残っていけるか不安です。
と支離滅裂の展開のままさっていったりして。。。
うちのネルさんは、「だってほんとに蟲が出てくるような気がしたんだもん」といってました。演技なし。教育的配慮ゼロ。
それが、エムをして「口から蟲がでてくる」リアリティを抱かしむることになったのかもしれません。
しかし、数日のうちに「口から蟲が出るよ~」とおどかされた子が3人もいるのがなんかおかしい。
さてタイで蟲食ってマルコ褒められてなんかうれしいです>しょこらさま
しかしまあ生きてる蟲がうじゃうじゃ口から出てくるのと調理された食品としての昆虫食べるのとでは次元が違うのでしょうな。ここでも食文化、呪詛に敗れる。
やはり、エムちゃんの想像力あっての
「蟲がほんとに口から出てくる」
感覚があったのではないかと
思っています。。。
(なぜか大正文学調)
「白雲、黒雲」
でも書いておられるように、
黒い雲の時は雨が降る、ということを
「自分で思いつく」
発想力、想像力がすばらしい。
教えられるより、自分で発見したり、見つけたり
する方が覚えるし、考えるチカラが身に付くとは
よく言いますが、そこまで待てるかという
大人の側の問題と、待って果たして答えに
到達するかという子どもの側の問題も確実に
あると思うんですよね。
そして、自力で答えにたどり着ける子は、
ごく少数に限られるに違いないと
何故かいつのまにか根拠なく確信してしまっている
わたしく的には、ついつい、教えてしまう場面が
多く反省。
いや。
しかし、「蟲が口から湧いてくる」のを
ごくリアルにイメージできる3歳児って
あんまりいないですよね。
おなじく、
「雲が白いときは晴れてて、雲が黒い時は
雨が降ってくる」
という因果関係に気付く3歳児もあまりいない。。。
もしかして天才!?
いや。すごいなぁ。