ノロの日記

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殺人者を歌う

2006-05-13 | 音楽
よく知られていることですが、町田康の『告白』は、「河内十人斬り」として河内音頭にもなっている有名な殺人事件を下敷きにしています。 明治時代に赤阪村水分というところの博徒・熊太郎が、妻の不倫をきっかけに、舎弟弥五郎とともにあくどい村の有力者の一家や妻とその母親ら11人を次々と惨殺したという事件です。熊太郎弥五郎は難を逃れたカタキをさらに討つために山に逃げ込んだのですが、警察が100人からの体制を敷 . . . 本文を読む