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防災ラジオドラマで最優秀 豊橋、避難所の障害者描く

2015年02月28日 01時54分53秒 | 障害者の自立

 豊橋市障害者福祉会館さくらピアが企画し、障害者や地域住民らでつくったラジオドラマ脚本「障がい者が避難所にきたら」が、独立行政法人・防災科学技術研究所の防災ラジオドラマコンテストで最優秀賞に輝いた。三月十四日に仙台市で開かれる国連防災世界会議で表彰される。

 障害者一人一人が主体的に防災に取り組めるようにと、東日本大震災以前の二〇〇九年から年一回、二日間の避難所体験を実施。地域住民らも参加し、夜間防災訓練や体育館での宿泊体験を続けている。一四年には防災功労者内閣総理大臣賞を受賞した。

 さくらピア事務長の本田栄子さんは「東日本大震災で障害者が死亡した確率は、一般の人の倍。普段から様子を知っていた避難所では、部屋を分けるなどの配慮でトラブルを防げた例もあるし、障害によっては炊事や介助などで協力できた。地域も当事者も、ともに意識を高める必要がある」と語る。

 活動を発信するため、昨年九月の避難所体験でラジオドラマづくりを企画。身体、視覚、聴覚、知的の各障害がある人たちや家族、行政職員やボランティアら約六十人が参加。未明に震度6の地震が起きたと想定し、障害別の七班に分かれて話し合い、一時間かけて七場面を脚本にまとめた。

 身体障害者が高齢の母親のトイレ介助を手伝ってくれる人を探すシーンや、視覚障害者が停電の中、手のひらに一文字ずつ書いて意思を伝えるシーン、知的障害のある男性が恐怖でパニックになるシーンなど、当事者ならではの視点のほか、障害者への配慮にいらつく住民、視覚障害者の誘導を申し出る子どもなど、実際に起きそうな出来事も盛り込まれている。聴覚障害者のいる班はあえて「筆談」で物語が進む。

 本田さんは「防災訓練や祭りなど地域との交流の機会も遠慮してしまう障害者が多い。脚本をきっかけにまずは誘ってくれる住民を増やせたら」と話す。

 脚本の自主防災会の研修での活用やラジオ放送を望んでいる。さくらピアやホームページで閲覧できる。

 さくらピアは三月十一日午後一時から、「3・11を忘れない集い」で防災ずきん作り講座を開く。定員三十人、材料費三百円。

(問)0532(53)3153、ファクス0532(53)3200

写真

障害者が避難所を訪れる場面を想像し、脚本をつくる参加者=豊橋市で

2015年2月27日    中日新聞

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