ゴエモンのつぶやき

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2016回顧・日本 歴史のページに刻まれる1年

2016年12月28日 01時25分22秒 | 障害者の自立

 後世の歴史の教科書に掲載されるような出来事が目立った。読売新聞の読者が選ぶ「日本10大ニュース」の今年の特徴と言えるだろう。

 「天皇陛下、退位のご意向を示唆」(4位)は、社会全体の高齢化が進む中での象徴天皇の在り方について、国民が考えるきっかけとなった。

 陛下は異例のビデオメッセージで、高齢による体力の低下から、「象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」と述べられた。

 陛下の責任感の強さに感じ入った人も多いだろう。一方で、退位に否定的な声も少なくない。国会での審議は来年、本格化する。将来にわたる皇室の姿を見据えた冷静な議論が必要だ。

 「オバマ米大統領が広島訪問」(5位)も、戦後史の重要な節目だった。唯一の原爆使用国の現職大統領が初めて被爆地で犠牲者を追悼した。「核兵器のない世界」を追求する重要性も訴えた。

 オバマ氏が被爆者と抱擁を交わす姿は、かつて戦火を交えた日米両国の和解と同盟深化の象徴だった。安倍首相もハワイで真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する。トランプ氏の大統領就任後も、成熟した同盟関係を維持せねばならない。

 読者投票の1位は「熊本地震、死者50人」だ。観測史上初めて、一連の地震活動で2度の震度7を記録した。想定外の事態に対処し得る防災対策を心がけたい。

 リオデジャネイロ五輪で、日本は史上最多のメダル41個を獲得した(3位)。「銀」に輝いた陸上男子400メートルリレーのバトンパスなどが、世界を驚嘆させた。

 4年後はいよいよ東京五輪だ。開催都市・東京都では、2代続けて知事が「政治とカネ」の問題で辞職に追い込まれた。

 「都民ファースト」を掲げて新知事となった小池百合子氏は、大会経費の膨張に待ったをかけ、築地市場の移転延期も表明した(2位)。課題はなお山積する。真価を問われるのは、これからだ。

 「オートファジー(細胞の自食作用)」の仕組みを解明した大隅良典・東京工業大栄誉教授にノーベル生理学・医学賞が授与された(6位)。自然科学分野で3年連続して日本人が受賞した。今後も基礎研究への支援は不可欠だ。

 神奈川県相模原市の知的障害者施設で起きた入所者殺傷事件(8位)では、19人もの命が奪われた。犯罪史に残る凶悪事件だ。犯人の男が抱いたような障害者への差別意識を、社会から一掃したい。

2016年12月27日 06時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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