ゴエモンのつぶやき

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障害者の親に将来への備えを 当事者の専門家らネットワーク設立

2019年06月25日 14時36分08秒 | 障害者の自立

 知的障害や発達障害などのある子供やその兄弟たちが、親がいなくなっても安心して暮らせるようにと、法律や福祉などの専門家らがチームを組み「親なきあと相談室関西ネットワーク」(大阪市中央区)を立ち上げた。メンバー全員が障害者の家族や親族で、当事者の気持ちに寄り添ってアドバイスできるのが強みだ。全国的にも珍しい取り組みで、さまざまな相談をワンストップで受けるとともに、7月に初のセミナーを開いて情報発信していく。(北村博子)

 発起人で終活カウンセラーの藤井奈緒さん(46)=大阪府八尾市=によると、知的障害や発達障害のある人の多くは親がいなくなると、衣食住のサポートや金銭管理を任せる人が必要になる。施設に入る場合でも、物件探しや手続きの手助けは必須。だが、そうした将来に備えている親はごくわずかで、知識もない人がほとんどだという。

 藤井さん自身も、重度の知的障害と両足に障害のある長女の凜(りん)さん(16)の母親。このままでは次女の怜(さと)さん(10)に姉の世話をさせることになるかもしれないと危機感を抱き、法的な備えについて勉強を始めた経緯がある。

 一方で仕事などを通じ、障害者の親たちが相談する場所がなく、たらい回しになっているという声を多く聞いた。多岐にわたる相談内容をいったん受け止め、専門家につなぐ必要があると感じるようになった。

 そこで、同じ障害者家族として付き合いのある仕事仲間や友人の中で、相談者の立場を第一に考えられる専門家に協力を呼びかけ、今年4月にネットワークを立ち上げた。メンバーは税理士、社会保険労務士、保険会社のライフプランナーや障害者施設の相談員ら10人。今月26日に一般社団法人化する。 

 ネットワークの名称を「親なきあと」として「亡きあと」と書かないのは、親が死別だけでなく老いたり病気になったりしても、障害のある子供が取り残されることに気づいてもらうため。今後、月1回のペースでセミナーを開き、「お金」「住まい」などのテーマごとに情報発信する。一人っ子やシングルマザーなど対象を絞ったセミナーも検討している。

当事者らの気持ちに寄り添った活動内容について話し合うメンバーたち=大阪市中央区

当事者らの気持ちに寄り添った活動内容について話し合うメンバーたち

2019.6.24          産経ニュース

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