ゴエモンのつぶやき

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音声ガイドで安全、安心 視覚障害者向け調理家電の料理教室

2018年07月17日 13時12分10秒 | 障害者の自立

 視覚障害者に優しい音声ガイダンス付きの調理家電を使う料理教室が今月、新宿区内であった。参加した目の不自由な14人は、便利さを実感した様子。自治体側に、こうした家電を日常的に使用できるよう支援を求める声も上がった。 (中村真暁)

 この日は、三菱電機の担当者が、調理の残り時間や設定内容を音声で案内するオーブンレンジや炊飯器を紹介し、焼きそばや唐揚げを調理した。

 障害者自立支援法に基づき、多くの自治体が視覚障害者向けの音声式体温計など日常生活用具を給付・貸与しているが、近年、技術の進歩がめざましい音声ガイダンス付きなどユニバーサルデザインの調理家電は、認知度が低いこともあり、ほとんど給付対象になっていない。

 主催した都盲人福祉協会城北ブロックの市原寛一さん(51)は「(旧来の機器で)操作を失敗したり、けがを負う視覚障害者がいる。安全に安心して使える対応家電を給付対象にすべきだ」と主張している。

◆参加者の声

 豊島区の武井悦子さん(62)は15年ほど前、夫に作ったグラタンを思い出す。妹に手伝ってもらうと、夫は「おいしい」と大盛り2皿をたいらげた。

 再び1人で調理すると、離乳食のようにどろどろに。レンジの画面をタッチしてオーブン機能を選ぶ仕組みが分からず、温めることしかできなかった。「独創的だね、と食べてくれたが、音声ガイダンス付きならちゃんと作れたのに」と残念そうに振り返る。

 8年前に夫を事故で亡くした後も、ローストビーフやスペアリブなどを友人らに振る舞っている。見えないため焼き加減が分からず、食材を素手で触って確かめることも。念入りに温め、しばしば食材が硬くなってしまうという。

 板橋区の市田愛子さん(67)は、レンジで焼き加減や調理の残り時間が分からず、不安になる。「音声ガイダンス付きを使ってみて、これなら失敗しないとわくわくした」という。音声付きレンジの価格は1台7万円ほどで高価。「生活が厳しく、購入は難しい。価格が下がってほしい」

音声ガイダンス付きのオーブンレンジで調理する武井悦子さん(左)ら

東京新聞        2018年7月16日

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