ゴエモンのつぶやき

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陛下、皇太子時代のエピソード 呼び掛けに応え一緒に手話

2019年05月07日 10時57分48秒 | 障害者の自立

全国障害者スポーツ大会の開会式アトラクションで手話をされる天皇陛下=2010年10月(千葉県障がい者スポーツ協会提供)

 天皇陛下は皇太子時代から、国民との接点を多く持つことを重視されてきた。かつてわずかな時間だったが、思わぬ形で陛下と接する機会があり、今もその時の経験を心の糧とする人たちがいる。 

 陛下は皇太子時代の二〇一〇年十月、千葉県で開かれた全国障害者スポーツ大会の開会式に出席した。アトラクションで歌に合わせて参加者が簡単な手話を行い、陛下もその輪に加わった。同大会は陛下が上皇さまから一九九〇年に引き継ぎ、出席してきた行事だ。

 アトラクションに出演したのは佐々木厚さん(44)、中村清美さん(41)夫妻のデュオグループ「アツキヨ」。中村さんは聴覚障害があり、手話を取り入れた「サインボーカル」と呼ばれる独自の振り付けをする。

 歌ったオリジナル曲のサビの「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の手話を、中村さんの手本に従って開会式参加者が表現した。中村さんは「せっかく会場におられるのだから、一緒にやっていただこうと思い『皇太子さまもご一緒に』と呼び掛けた」。すると、ステージ正面の貴賓席に座る陛下がにこやかに手話をする姿が目に入った。

 佐々木さんは「雲の上の方と思っていたから、驚いた」という。中村さんは「手話は性格が出る。指先の動きがきれいで、品があった」と話す。直接言葉を交わす機会はなかったが「手話を通じ、同じ目線で語り掛けていただいた」と、テレビで陛下の姿を見るたびに思い出し、勇気づけられる。

 アツキヨは全国の学校や障害者、高齢者施設に出向くライブを中心に活動している。来年の東京五輪、パラリンピックの開閉会式に出演するのが目標だ。九年前の経験が常に背中を押してきた。佐々木さんは「あの時のように、笑顔で人々に寄り添われるのでは」と新時代の天皇像を予想する。そして二人で「いつか、陛下と皇后さまの前で歌いたい」と誓った。 

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