ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

はばたけ!!  リオto東京 パラリンピック編/中 県ボッチャ協会所属・周藤穂香さん(24)

2016年10月01日 01時28分13秒 | 障害者の自立

自分でやる感覚、夢中に 世界につながる扉開く 周藤穂香(しゅうとう・ほのか)さん

 ボッチャが新しい世界への扉を開いてくれた。

  脳性まひで、生まれつき手足の自由がきかない。高校時代、学校のない土日は暇をもてあまし、一人でパズルやゲーム(オセロ)をして過ごしていた。そんな時、出合ったのがボッチャだった。

 ボッチャは重度脳性まひや四肢重度機能障害者のために欧州で考案されたスポーツ。ボールを6球投げたり、転がしたりして、白い「ジャックボール」(目標球)にどれだけ近づけるかを競う。6球は重さや硬さが異なるため、球の方向や力加減だけでなく、どのタイミングでどの球を使うかといった高度な作戦が必要とされる。

 2008年夏、地元・桐生市で地域おこしに取り組むNPO法人から体験会に誘われ、軽い気持ちで参加してみた。その後、千葉市で開かれた日本選手権を観戦した。障害のある女性が一生懸命、競技し、優勝した姿に、「私にもできるかも」と直感した。

 県内にボッチャの練習場所がなかったため、この時優勝した女性の紹介で、4年前から埼玉県で週3回練習をするようになった。「初めて『自分でやっている』感覚を得られた」。たちまち夢中になった。

 13年12月には全国大会でベスト16入り。14年6月、埼玉県ボッチャ選手権で銀メダルを獲得した。うれしくて、声を上げて泣いた。会場中に響き渡るほどの大声で。着実に力をつけてきた。

 大会に出るため、北海道や大分、山口などを初めて旅し、各地に知り合いもできた。自分より障害の重い選手が1人暮らしをしていると知り、生活面でも刺激を受ける。ボッチャの向こうにあったのは、世界につながる扉だった。

 昨年春、周藤さんのために県ボッチャ協会が設立され、伊勢崎市で練習できるようになった。体力をつけようと、近ごろは車椅子から降りて腹筋や屈伸の運動が日課になった。世界中の強豪選手の試合映像を繰り返し見て勉強している。戦術についてコーチと意見が分かれると、納得いくまで尋ねる。自分の意見が通らなければ涙目で訴える。その姿に、母の美保さん(52)は「それだけ本気なんだな」と感じる。

 埼玉県で練習していた時の仲間、高橋和樹選手(36)がリオデジャネイロ・パラリンピックに出場した。これまで公式戦の決勝の舞台で何度も戦ってきた相手だ。美保さんによると、リオ大会前の6月の国内大会で、高橋選手からこう言われた。「日本代表の女性選手はあなたしかいない。一緒に東京パラリンピックを目指そう」

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