ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「車いすだから無理なんじゃないか……

2019年06月17日 14時31分11秒 | 障害者の自立

 「車いすだから無理なんじゃないか……という『常識』を覆したい」。そんな思いから、病気や事故で車いすを使うようになった3人が15日、東京都内で「車いすで世界へ!」と題して講演した。留学や世界一周への挑戦など三者三様の経験を語った。

 9歳の時に原因不明の急性脊髄(せきずい)炎になった中嶋涼子さん(32)は米国留学の経験を、筋ジストロフィーで電動車いすを使う会社員でシンガー・ソングライターの小沢綾子さん(36)はデンマークで歌った体験を、それぞれ語った。

 バリアフリー旅行の監修などをする三代達也さん(30)は、18歳の時にバイク事故で下半身不随に。2017年から9カ月をかけ、単身で世界を旅した。アテネのパルテノン神殿で、昇降機が故障している中、現地で出会った人々が階段をかついで登ってくれた思い出や、南米のウユニ塩湖やマチュピチュでのエピソードなどを紹介した。

 会場からは「飛行機で困った体験は?」「障害者を見かけても、どう声をかければいいかわからない」などの質問が出た。三代さんは「断られたらどうしよう、と思うかもしれないが、困っている人がいたらためらわずに声をかけてほしい」、中嶋さんは「子どもの頃は、人が(車いすを)じろじろ見ているのに何も言ってこないことが嫌だった。『手伝いましょうか』と声をかけてもらえたらうれしい」と話した。

写真・図版 

留学や世界一周旅行などそれぞれの海外経験を語った(右から)三代達也さん、小沢綾子さん、中嶋涼子さん

2019年6月16日      

 

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<強制不妊救済法>岩手県の一時金申請低調

2019年06月17日 00時26分56秒 | 障害者の自立

県の消極姿勢に疑問の声 冊子だけ置き相談待ち

 旧優生保護法(1948~96年)下で強制不妊手術を受けた被害者に支給する救済一時金の申請を巡り、岩手県の消極姿勢が際立っている。厚生労働省の統計では、県内で478件の不妊手術が行われたとみられるが、対応は窓口に冊子を置いただけ。県の受け身体質を疑問視する声も上がっている。(盛岡総局・江川史織)
<資料は処分>  県への一時金申請は14日時点で1件。相談は8件にとどまる。達増拓也知事は「まだ制度が浸透していない。被害者を救済する態勢を県として整えたい」と旗を振るが、現場の動きは鈍い。  昨年7月に県は、病院や福祉施設計1076カ所に不妊手術記録の有無を照会。この時点で、個人特定の手掛かりとなる優生手術実施承諾書などが71人分見つかっていた。  だが、手術が強制だったかどうかは判別できず、仮に被害者が判明してもプライバシー保護の観点から個別に通知することは控えるという。  支援課の説明は「県に当時設置された優生保護審査会の資料は10年の保存期間が終了したので処分した。本人の請求がなければ医療機関に調査を依頼することもできない」と素っ気ない。  結局、県の対応は市町村や障害者支援施設への一時金申請に関する冊子の配布にとどまった。相談者が窓口を訪れるのを待つ状態が続いている。
<複雑な感情>  救済法に基づく取り組みが低調な背景には、複雑な被害者感情もあるようだ。  花巻市の社会福祉法人「光林会」の三井(みい)信義理事長は「強く申請を促せば被害者が封印したつらい過去を掘り起こしてしまう。それが本人にとって幸せなことなのだろうか」と話す。  光林会が運営する障害者支援施設でも、あえて手術記録を探し出すようなことはしないという。三井理事長は「たくさんの差別を受けてきた被害者は、救済法施行といっても『何を今更』という感じだろう。一時金を支給するより国が誠意を持って謝罪することが大切だ」と被害者の怒りを代弁した。  一方、岩手弁護士会の吉江暢洋会長は「強制不妊手術は人権を踏みにじる行為。行政が被害者を救済する手間を惜しんではならない」と指摘。「ささやかかもしれないが、一時金で救われる人もいる。個人情報の提供を呼び掛けるなど、県は積極的に取り組んでほしい」と訴えた。
[救済一時金]今国会で成立、即日施行された救済法に基づき、強制不妊手術の被害者に一律320万円が支払われる。受付窓口は各都道府県。厚生労働省の統計によると、不妊手術を受けたのは約2万5000人。手術実施の個人記録が現存するのは約3000人。

2019年06月16日          河北新報

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 30歳。 避けていた農業いつしか熱中…農福連携手掛ける

2019年06月17日 00時01分18秒 | 障害者の自立

 大切な食で地域守る  石岡麻希さん 青森県五所川原市

 青森県五所川原市の石岡麻希さん(30)は農福連携を手掛ける合同会社「農すてーしょん」を立ち上げ、地域の障害者就労支援をする。9ヘクタールの畑で特産のツクネイモや小玉スイカなど約10種類の野菜を通年出荷する。気持ちが沈んでいた時に食の大切さを痛感し、「嫌いだった農業」が「楽しい農業」に変わった。地域のために奔走する。
 ツクネイモなどを栽培する兼業農家で育った石岡さん。障害者雇用をしており、農業で成長していく姿を見て、偏見や抵抗はなかった。それでも「農作業は大変。絶対に継がないと決めていた」と苦笑いする。
 農業の良さに気付いたのは2010年、シングルマザーになった時だ。生活が厳しく、不安から気持ちが沈み、何を食べても味がしない。気晴らしに実家の農作業を手伝うと、久々におなかがすいた。「トマトの味が分かった。おいしくて感動した」という。喉と心が潤うのが分かった。
 農業から元気をもらい、時間の融通が利く福祉関係の職に就き、家族と近所の住民に支えられながら働いた。
 父は地域のリーダー的存在で、住民の悩みが寄せられた。①人手不足②障害者の雇用③遊休農地――が大きな課題だった。「つらい時、地域の人が手を差し伸べてくれた。福祉施設での知識を生かし、食べ物の大切さを教えてくれた農業で今度は私が地域を守ろう」。そんな思いが強くなった。
 16年、遊休農地を募集し農地を集約。17年に子どもが小学校に上がるタイミングで「農すてーしょん」を始動した。利用者は当時1人だったが、徐々に増えた。
 石岡さんが重視するのは「楽しい農業」。利用者に目を配り、性格を見極める。土に穴を掘る人、種をまく人、覆土する人と細かく作業を分け、効率化。失敗しても何度も教え、笑いを絶やさないよう注力する。
 石岡さんを18歳から知るJAごしょつがる野菜課の加藤麗樹さんは「諦めない努力家。周りの助言を聞き入れる素直な心を持っている」と感心する。
 現在、利用者は14人。農産物はJAや県内のホテルに出荷する。定員は15人だが、今後さらに増やす考え。「地域に恩返しをしたい」。石岡さんの挑戦はこれからも続く。<iframe class="hatena-bookmark-button-frame" style="width: 50px; height: 20px;" title="このエントリーをはてなブックマークに追加" frameborder="0" scrolling="no" width="50" height="20"></iframe>

                    

小玉スイカの生育を確認する石岡さん(青森県五所川原市で)

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