ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「重度障害者は安楽死させた方が…」 事件前、同僚に話す

2016年07月26日 19時57分41秒 | 障害者の自立

 相模原市の障害者施設殺傷事件で、元施設職員の植松聖(さとし)容疑者(26)=殺人未遂容疑などで逮捕=が2月18日に障害者施設「津久井やまゆり園」の同僚職員に「重度の障害者は生きていても仕方がない。安楽死させた方がいい」と話していたことが26日、市への取材で分かった。

 施設側は神奈川県警津久井署に「障害者を殺害する意向がある」と通報。同署から連絡を受けた市は2月19日、植松容疑者に精神保健福祉法に基づく強制的な「措置入院」をさせた。この際、同容疑者の尿からは大麻の陽性反応が出たという。

 市精神保健福祉課によると、植松容疑者は措置入院をした2月19日に「そう病」、22日には別の医師から「妄想性障害」などと診断された。その後、医師が「他人を傷つける恐れがなくなった」と判断し、3月2日に退院した。

 植松容疑者は措置入院前の2月14、15日に東京の衆院議長公邸を訪れ、障害者の殺害を示唆する手紙を議長に渡そうとしたことが判明している。

 市精神保健福祉課は「退院の判断をした時点では症状が改善されていたと思っている。ただ重大な結果を招いたので、厚生労働省とも相談して今後の対応を検討する」としている。

2016/7/26 16:18      日経ニュース


かもめのノート(1) 障害者支援に地域差

2016年07月26日 11時49分17秒 | 障害者の自立

 障害者の外出支援を中心に活動してから約一年三カ月、初めから地域差という問題に取り組んでいます。私たちの活動の中心である移動支援も例外ではなく、地域によって差があります。この現実を皆さんにも理解していただきたいと思います。

 富山市で活動していますが、「かもめのノート」を立ち上げた私は大阪生まれの大阪育ち。知的障害者や発達障害者の外出支援の仕事を始め、こんなに良い仕事は他にないような魅力を感じていました。

 富山に移住した後も、同じような仕事に就こうとしましたが見つからず、自分で立ち上げる決意を固めました。ですが、地域差というものを強く感じます。

 例えば、私たちが中心にやっている事業の移動支援です。障害者が家を出て外へ、社会へ、実際にある現実の世界へ出掛けます。それが意味あるものかどうかは関係なく、人間なら誰もが普通にする行動を支援する事業のことです。

 一カ月に支給できる時間数には地域差があります。大阪市の場合、障害者が利用できる移動支援の時間数は基本的に五十一時間。でも、富山市では八時間です。

 ちなみに、富山市の移動支援時間の変更申請というのは毎月必要で、申請書と計画書に加えて、例えばプールに行くなら、個別支援計画書などの書類を毎月、市に提出し、協議してようやく八時間以上三十時間以下の時間をもらえる仕組みになっています。毎月の申請だけでも大変な作業で、基本支給量は八時間に変わりはありません。

 なぜ、同じ日本でこんなに地域差があるのか、全然分かりません。富山市民は平均的に外出は月八時間程度であるというのなら分かりますが、そんなことは絶対にありません。実際には三十時間でも足りない利用者はたくさんいます。障害者福祉サービスにおいて目安としての支給時間は、公金を使っている事業である以上必要かもしれませんが、八時間には差別を感じます。これは富山市だけの問題でもありません。

 何の罪もなく障害者として生まれ、あるいは人生の途中で障害者になり、現実の日本という国家で、障害を気にせず、命ある限り生き続ける人生は皆同じです。 

「かもめのノート」の職員(左)と一緒に外出を楽しむ利用者

(NPO法人かもめのノート理事長・富野正宏)

2016年7月25日   中日新聞


障害者も「安心して観戦」 鈴木長官、フクアリ視察

2016年07月26日 11時40分40秒 | 障害者の自立

 スポーツ庁の鈴木大地長官は24日、サッカーJ2・ジェフユナイテッド市原・千葉の本拠地で、バリアフリーに力を入れている「フクダ電子アリーナ」(千葉市中央区)を視察した。鈴木長官は、身体障害者でも利用しやすい場内の設備を中心に1時間弱ほど見学。ジェフの前田英之社長や同市職員らとの意見交換も行った。

 鈴木長官は、緩やかなスロープや多目的トイレ、エレベーターなど、同アリーナのバリアフリー設備を注意深くチェック。車いすの人専用に用意している席を視察した際には、試合開始後はロープを張って一般客を入れないようにするジェフの取り組みを聞き「安心して観戦できますね」と感心していた。

 意見交換会には、同庁、ジェフ、同市から計12人が出席。身体障害者のより良い観戦環境を整えるために、「車いすの人が席を指定できるようになればいい」「ボックス席があればなおいい」などの意見が出た。

 視察後、鈴木長官は報道陣に対して「バリアフリー、ユニバーサルデザインの観点から見て、非常によくできた施設」と総括。幕張メッセ(同市美浜区)が2020年の東京五輪・パラリンピックの競技会場になっていることに触れ、「大会期間中はフクアリがどのように使われるか分からないが、幕張と一体となって盛り上がってほしい」と期待した。

 

ジェフのユニホームを着て、平らな車いす席を視察する鈴木長官

 2016年07月25日   千葉日報


長野県で「障がい者雇用普及啓発セミナー」&「合同企業説明会」を開催

2016年07月26日 11時33分18秒 | 障害者の自立
長野県
企業に向けた障がい者雇用のセミナー
 
障がい者雇用拡大のための事業

長野県では「障がい者雇用普及啓発セミナー」と障がい当事者と企業が直接会うことができる「合同企業説明会」を開催する。

「障がい者雇用普及啓発セミナー」は企業の事業主、人事や労務管理担当者、障がい者が就労する現場の責任者などを対象に各地区で開催する。

セミナーでは改正障害者雇用促進法に伴う障がい者差別禁止や合理的配慮に焦点をあて、障がい者雇用の現在の状況と具体的な事例をあげながら、採用と定着につながるポイントを詳らかにし、雇用に活かせる実践的な力を2時間にまとめて説明する。

いずれも開催時間は10時~12時。参加費無料。諏訪は2016年8月4日(木)、会場は諏訪合同庁舎、定員20名。上田は同年8月30日(火)、会場は上田合同庁舎、定員20名。松本は同年9月14日(水)、会場はキッセイ文化ホール、定員30名。長野は2017年2月頃、会場、定員は未定。

企業にもメリットの多い説明会

「合同企業説明会」は各地区で全7回開催。企業ごとに説明ブースを設けて、就職を希望する障がい者や支援スタッフなどに事業内容や労働条件、障がいに対する配慮事項などを説明できる催しで、参加企業の求人情報を事業ホームページに掲載し、情報を求職者に事前に伝え当日のマッチングを円滑に行える工夫もある。

説明会のスケジュールは諏訪、上田、松本、長野地区はセミナーと同日同会場。ほか大北が8月23日(火)、木曽が9月29日(木)、北信が2017年2月頃。

セミナー、説明会とも申込先は事業運営受託者、株式会社綜合キャリアトラストまで、電話かFAX、事業専用ホームページで。各会場5~25社まで参加企業数が決まっているので、申し込みは先着順。参加費はこちらも無料。

2016年7月24日    障害者雇用インフォメーション


障害がある人ない人心豊かに暮らせる条例

2016年07月26日 11時29分27秒 | 障害者の自立

障害のある人もない人も心豊かに暮らせる県条例が今年4月に施行され、きょうは、大分市で啓発活動が行われました。県は障害者に対する理解と差別解消を図るため、「障がいのある人もない人も心豊かに暮らせる大分県づくり条例」を今年4月施行しました。きょうの啓発集会には条例の作成に携わった関係者などおよそ150人が参加しました。集会後、市内中心部をパレードし、条例の内容を記したチラシを配りました。条例には、障がいを理由にした差別の禁止や、障害者の結婚や子育てなどで生じる課題の解消に県が努めることなどが明示されています。主催した会では啓発活動を続け、障害のある人もない人も暮らしやすい社会を目指したいと話しています。

OBS大分放送ニュース   7/24