ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者、暮らしやすい社会とは 大津で来月フォーラム

2016年01月30日 03時20分37秒 | 障害者の自立

 障害者の暮らしやすい社会を考える「アメニティーフォーラム」が、2月5~7日、大津市におの浜の大津プリンスホテルで開かれる。障害者福祉をテーマにした講演会などを行い、福祉事業者の取り組みや障害者を取り巻く環境について取り上げる。

 福祉関係者でつくる実行委員会が主催。障害者支援の現状などを知ってもらおうと、福祉の専門家や障害のある人などを招き毎年開催されており、今年で20回目となる。

 今回はアスペルガー症候群など、周囲が気付きにくい発達障害を考えるシンポジウムを多く開催。また、「自閉症の僕が跳びはねる理由」の著者で作家の東田直樹さんの講演や、目や耳の不自由な人のための映画の上映会なども予定されている。同フォーラムの参加申し込みは2月1日まで。問い合わせは実行委員会事務局(電)0748・75・8210。

 また、会場では、社会福祉法人「グロー」(近江八幡市)が主催し、障害者らがつくった独創的な芸術作品「アール・ブリュット」の展覧会も行われる。従来の概念にとらわれず、自由な発想でつくられた芸術品を展示。幾何学的な図形を敷き詰めて描いた神社の絵画や、想像上の生物の陶芸品など国内外の作家32人の作品、約300点が並ぶ予定になっている。

2016.1.29     産経ニュース


障害者を身近に 新庁舎に就労支援カフェ

2016年01月30日 03時09分34秒 | 障害者の自立

  茅ヶ崎市役所の新庁舎1階に1月21日、障害者の就労支援と地域交流を目的にした喫茶店「Cafe・COM」(カフェ ドット コム)が開店した。当日はオープニングセレモニーも催され、多くの来客でにぎわいを見せた。

 「カフェドットコム」の前身は旧本庁舎の1階に2006年から2010年まであり、仮庁舎の1階に移転した後は小さなスペースの「ミニドットコム」として2015年12月まで営業していた。

特別メニューもあり

 新しい店舗は新庁舎1階南側の市民ふれあいプラザ内にオープン。市から委託された茅ヶ崎市障害者施設連絡会(斎藤志津加会長)が運営する。同会では、障害のある人が接客などを通じて社会参加や地域交流ができる場として市内にカフェ2店舗を展開しており、カフェドットコムは同じコンセプトの3店舗目となる。

 カフェドットコムには、同会に加盟している市内15施設から1日1人程度が訪れ、食器の片づけや皿洗い、接客などを通じて就労訓練や地域交流に取り組む。

 営業時間は平日の午前10時から午後4時までで、土日祝日と年末年始は休業。ドリンクや軽食、デザートのほか、スペシャルメニューとして茅ヶ崎市とハワイ州ホノルル市・郡との姉妹都市提携を記念したハワイアンパンケーキやコナコーヒーなども提供している。

手軽な支援と交流の場に

 オープニングセレモニーでは、コーヒーの試飲や障害者施設の手づくり品が当たる抽選会などが行われた。挨拶に立った服部信明市長は「障害を持つ方が働ける場を身近に作ろうという動きがさらに進むようにしていきたい。ぜひ皆様の力でにぎわいのある場として活用頂ければ」と述べた。

 この日は約90人が来店する盛況ぶりで終始満席。60代の女性客は「障害を持つ人の支援につながるなら、これからも喜んで利用し続けたい」と話していた。

初日にはコーヒーの振る舞いも

2016年1月29日     タウンニュース

 


世界一住みよい街に 障害者ら市長と意見交換

2016年01月30日 02時57分46秒 | 障害者の自立

当事者目線で課題指摘

 佐賀市の秀島敏行市長と障害者のグループが26日夜、同市の商工ビルで障害福祉行政について意見交換した。視覚、聴覚に障害のある人にも伝わる情報発信のあり方や外出先で気になるトイレの問題など、日ごろ困っていることや改善すべき課題を参加者が指摘し、秀島市長に「世界一住みよい街にしましょう」と呼び掛けた。

 身体障害者4人でつくる「○○な障がい者の会」(内田勝也代表)の呼び掛けで、視覚や聴覚に障害のある人ら約20人が参加した。

 両手両足にまひがある女性は、「外出で気になるのはトイレの問題。ドアの重さ、水を流すレバーの形など気になることがたくさんある」と語り、市がホームページで公開している福祉マップが更新されていないことを指摘した。「当事者目線でマップを作ることはできませんか」と提言した。

 聴覚障害の女性は、佐賀市からのお知らせにファクス番号が掲載されていないことを指摘。「電話することは難しいので、ファクス番号も載せるようにしてほしい」と訴えた。このほか、障害者の能力を組み合わせて仕事をする仕組みをつくり、先進的に取り組んでいる他県の事業者の事例を挙げながら、佐賀市でも同様の取り組みをしてほしいという要望なども出た。

 秀島市長は「話を聞き勉強になった。今回聞いた意見は検討、研究していきたい」としたうえで、「ファクスの件はすぐに対応します」と述べた。

秀島市長(手前左)と意見交換する「○○な障がい者の会」の内田代表=佐賀市の商工ビル
秀島市長(手前左)と意見交換する「○○な障がい者の会」の内田代表=佐賀市の商工ビル
 2016年01月29日    佐賀新聞

障害者も快適に旅行 「ユニバーサルツーリズム」

2016年01月30日 02時46分25秒 | 障害者の自立
 HISのツアー「バリアフリーたびのわ」でクロアチアを訪れた参加者ら HISのツアー「バリアフリーたびのわ」でクロアチアを訪れた参加者ら

 障害者や高齢者が安心して快適に旅行を楽しめるよう宿泊施設や移動手段に配慮した「ユニバーサルツーリズム」が、注目されている。介護の資格を持つ人の同行、車いすでも乗り降りしやすいバスの導入、海外で人工透析治療が受けられる態勢整備など旅行会社が工夫を凝らす。障害の有無によって分け隔てられることのない社会を目指す障害者差別解消法が4月に施行されることもあり、さらに広がりそうだ。

サポーター

 クラブツーリズム(東京)は、1997年からバリアフリー旅行専門の支店を開設。つえや車いすで移動する人が、ゆっくりしたペースで観光地を巡ることができる旅行などを企画している。

 同社のツアー利用者で、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)以上や看護師などの資格を持つ人がトラベルサポーターとして原則参加する。サポーターは、旅行代金の一部を負担して、ツアー参加者と一緒に楽しみながら、参加者の要望に応じて旅行先で車いすを押したり、食事や入浴、トイレの介助をしたりする。約300人が登録しているという。

 クラブツーリズムの日帰りツアーで明治神宮を参拝した参加者ら=12日、東京都渋谷区
 
 1月12日午後、東京都渋谷区の明治神宮を参拝する日帰りツアーには障害や高齢のため体が不自由な40~80代の約20人が集まった。同区に住む無職で70代の三原治代さんは車いすに乗り一人で参加。「急な坂道など手を貸してほしい時にサポーターがいると安心。旅に出るようになって仲間も増え、人生が明るくなった」と笑顔で話す。

低床バス

 JTBが導入した低床車両でスロープがついた巡回バス=ハワイ・ホノルル
  JTBは海外での対応として、ハワイのホノルルとマウイ島で特定のツアー利用者に限り乗り放題の巡回バスに、車いすでも乗り降りしやすいスロープのついた低床車両を2012年から導入。人工透析の治療が必要な顧客には、観光と合わせて現地病院で治療できる「海外透析ツアー」も用意している。

お遍路も

 エイチ・アイ・エス(HIS)は、10年から介護関連の資格を持つ専任の添乗員が付く「バリアフリーたびのわ」というツアーを企画。添乗員は車いすがパンクした際に必要な空気入れや修理セットなども携帯し、快適な旅行をサポートする。年間50~60本のツアーを実施。四国のお遍路やヨーロッパ旅行など多彩だ。

2016.1.29      産経ニュース


父もそうしたように父の遺志を継いで社会福祉に役立ててほしいと燕市に100万円を寄付

2016年01月30日 02時37分27秒 | 障害者の自立

会社役員山田眞一さん(53)=三条市東三条1=は28日、亡き父の遺志を継いで社会福祉に役立ててほしいと燕市に100万円を寄付した。

山田さんは午前11時に市役所を訪れ、鈴木力市長に100万円を包んだのし袋を手渡した。山田さんの父、栄作さんは昨年12月8日に79歳で死去した。山田さんが代表税理士に就くつばさ税理士法人=燕市南7=の会長だった。

栄作さんは同法人の前身、燕市・山田税務会計事務所を営業。2012年に急性心筋梗塞で倒れ、翌13年から自宅で静養。昨年11月に転倒して施設入所していた。ライオンズクラブに入会し、20年ほど前に父、母が亡くなったときもそれぞれ100万円を燕市に寄付し、11年の東日本大震災のときも被災者のために寄付を行っている。

今月24日に四十九日も終わった。燕三条青年会議所理事長も務めた山田さんも栄作さんの遺志を継いで寄付したもので、障害のある妹が世話になっている障害者支援施設「やひこの里」(弥彦村麓)にも寄付をする考えだ。

燕市では寄付を社会福祉基金に積み立て活用する。栄作さんの通夜に出席した鈴木市長は「障害者福祉を想定して有効に使わせていただきたい」と話した。東日本大震災のときの寄付について鈴木市長は「お父さんが吉田庁舎に来られて被害者のために多額の寄付をいただいたことを覚えている」、山田さんは「東日本大震災で新しい事務所の祝賀会、竣工式典をやらなくなったので、それにかかる費用に職員で積み増しして寄付した」と言い、栄作さんが元気だった当時を懐かしんだ。

父の遺志を継いで燕市の社会福祉に役立ててほしいと鈴木市長に100万円を手渡す山田さん(右)

 (2016.1.28)     ケンオー・ドットコム