ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者バレー 愛媛選抜が中四国初V

2014年08月04日 02時13分44秒 | 障害者の自立
 愛媛県内の精神障害者によるバレーボールチームが6月、全国障害者スポーツ大会の中国・四国ブロック予選会で初優勝。11月に長崎で開かれる全国障害者スポーツ大会に向け、障害とうまく付き合いながら特訓を重ねる。
 「チャンス」「ナイスカバー」―。7月中旬、松山市道後町2丁目の県身体障害者福祉センター。統合失調症やうつ病の障害者らがバレーを通し、社会参加に必要なコミュニケーション力を養った。
 汗を流す参加者の中には、優勝メンバーの姿も。声を掛け合い、懸命にボールに食らいつく。スパイクの速度も迫力も十分。得点するたびに「せーのっ、ヨシッ」と叫び、ガッツポーズが仲間との絆を強めてくれる。
 バレーの精神障害者の部はソフトバレーボールを使う6人制。1セット25ポイントで、3セットを競う。
 全県から選抜し、14人で挑んだ中国・四国ブロック予選会は、7チームがトーナメントで優勝を目指した。愛媛は1回戦から決勝まで、全3戦で1セットも奪われない完勝。11月の「長崎」への切符を手にした。

2014年08月03日(日) 愛媛新聞

北陸ひと模様:障害者の自立生活センター代表・吉田知栄美さん /福井

2014年08月04日 02時03分23秒 | 障害者の自立
◇意思伝え、自ら環境変える−−吉田知栄美さん

 障害者自立活動先進国のアメリカで学んだ経験を基に、2002年に県内唯一の自立生活センターの創設に携わった。先天性の脊髄(せきずい)性筋萎縮症で、重度の障害がある。今は、障害者の自立生活支援や情報提供、企業や大学での講演活動をしている。

 渡米したのは、県立大の大学院生時代。00年8月に、「東海北陸車いす・市民交流集会」の運営に参加し、「自立生活の拠点を作りたい」と感じたのがきっかけだった。1年間休学して、セントルイスとシカゴの自立生活センターで計10カ月間、インターンシップとして相談業務にあたった。

 セントルイスの所長の言葉が印象に残る。「環境を変えれば、その人が感じる障害は軽くも重くもなる。だから私は環境を変える」

 環境は、自分の意思を伝えることで変わると感じたことがある。リフト付きタクシーを予約した時のこと。タクシー会社からリフトの故障を理由に直前で解約された。泣き寝入りしそうになると、センター職員から「しっかり意思を通すべきだ」と言われた。後日、リフトが故障しても別の方法でタクシーを利用できることになった。

 帰国後、友人らと自立生活センターを作った。障害者を支援しながら、バスや鉄道の会社と話し合いを重ね、意見を述べてきた。福井市の部会にも参加し、政策提言している。

 子供の頃、両親は小学校の普通学級へ通わせようとした。だが、学校側に「次にいつ障害者が入学するかわからず、設備のために予算がつけられない」と断られ、中学も地域の学校へは進めなかった。

 養護学校(現・特別支援学校)へ入ったが、「健常者に負けないように頑張れ」と思われている気がして、自らを否定し続けた。転機は「頑張らなくてもいい。自分を認めてあげたら」という先生の言葉。肩の荷が下りた。大学では、学園祭をしたり、夜遅くまで遊んだり、旅行をしたり。「普通の生活」を楽しんだ。

 現在は、重度障害者約15人の自立生活を支援する。生活の主体である当事者の意思を尊重する。また、1年に2度、特別支援学校の生徒らから、「本屋へ行きたい」などの要望を聴いて、「初体験」を支える。「地域で障害者の顔が見えることが大切。社会の中に障害者を取り込み、障害者と健常者が共生することで互いに認め合う関係ができていく」

 ■人物略歴

 越前市生まれ。県立大大学院経済・経営学研究科を修了後、2002年に自立生活センター「Com−Support Project」(0776・25・1057)=福井市宝永2=を友人らと創設。09年から代表。

毎日新聞 2014年08月03日 地方版

カンダ/障害者雇用に新会社

2014年08月04日 02時00分15秒 | 障害者の自立
カンダホールディングスは8月1日、障害者雇用のため新会社を設立した。

障害者の方に雇用機会の場を提供するとともに、その能力を十分に発揮していただきながら、安心して就労できる職場環境を確保が目的。

新会社は「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社の認定を申請する。

計画では10月に事業を開始し、来年2月に特例申請を行う。

新会社の概要
商号:カンダハーティーサービス
所在地:東京都北区浮間4-22-1
代表者:代表取締役社長石橋雅史
事業内容:施設管理並びに清掃事業
資本金:2,000万円
株主:カンダホールディングス100%
従業員数:特例申請時における障害者5名

LNEWS 2014年08月02日  3PL・物流企業 CSR

宮城)車いすテニス、魅力伝え20周年 仙台オープン

2014年08月04日 01時56分02秒 | 障害者の自立
 車いすの障害者たちがテニスを楽しむ「仙台オープン」が20周年を迎えた。資金難に陥ったこともあったが、関係者の尽力で大会は継続。今年は全国から40人が選手として出場したほか、2日にあった一流選手のレッスンでは障害者も健常者も一緒に汗を流した。

 「ナイスショット!」。仙台市泉区の市泉総合運動場。ピンク色のラケットで球を打ち返した子どもに、ネットの向こうから声がかかった。声の主はパラリンピックを2連覇した国枝慎吾選手。20周年を記念した特別レッスンだ。

 声をかけられた小学校5年生の石岡由衣さん(10)は「ラリーができるようになった」。国枝選手は「テニスは障害者と健常者が同じコートで打ち合えるのが魅力です」と話した。

 仙台オープンは、国際テニス連盟の公認大会として1995年に始まった。公認大会は全国7都市で開かれているが、仙台は東北と北海道では唯一の開催地だ。運営に携わる斎藤久さん(60)は「95年より前も大会は開いていたが、公認大会になったことで選手のレベルが上がった」と振り返る。

 10年ほど前には一部のスポンサーが降り、運営資金が減った。スタッフの交通費を自腹で賄ってもらったり、弁当代を節約したりしてしのいだ。

 苦境を乗り越えたのに出場者は減っている。95年の大会は約160人が出たが、今大会は40人。運営責任者の加藤和孝さん(49)は「レベルが上がり、余暇として楽しむ人が出場しにくくなったのかも」。

 それでも20回すべてに出た人が3人いる。その一人、福島県いわき市の平沢幸治さん(48)は「仲間の大会に来ないわけにはいかない。運営にはきつかった時期もあっただろうが、よく頑張った」と感謝する。

 幼い子どもたちが親と一緒に見に来てくれるようにもなったことも公認大会の強みだという。加藤さんは「将来は外国人選手にも参加してもらえるような、もっとレベルの高い大会にしたい。そして車いすテニスという競技を大勢の人に知ってもらいたい」と話す。(

2014年8月3日03時00分 朝日新聞

福祉・介護への就職希望者対象に合同面談会

2014年08月04日 01時49分54秒 | 障害者の自立
 福祉や介護関係への就職希望者を対象にした、合同面談会が2日、長崎市茂里町の県総合福祉センターで行われた。来春卒業予定の学生や一般の求職者ら約180人が参加した。

 県社会福祉協議会などが主催し、会場には、高齢者施設や障害者施設など、県内の49の福祉事業所がブースを構えた。参加者は、経歴などを記入した面談票を手にいくつもブースを回り、担当者から勤務形態や採用条件などについて説明を受けていた。

 福祉人材研修センターの松本只勝所長によると、福祉事業所では慢性的に人材不足が続いており、近年は景気回復の兆しを受けて特に深刻になっているという。

 参加した長崎純心大4年の宮川真緒さん(21)は「親が福祉関係の仕事をしていて、やりがいがある仕事だと感じた。業務内容などをしっかり聞きたい」と話していた。

2014年08月03日 読売新聞