ゴエモンのつぶやき

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パン工房が藍住に誕生 障害者らいきいき就労、7日から営業

2013年05月06日 01時37分06秒 | 障害者の自立
 藍里病院などを運営する社会医療法人あいざと会(上板町)が7日、精神障害者らの就労の場として藍住町勝瑞の県道沿いに「パン工房 ランベリー」をオープンさせる。4月から病院関係者向けに自家製パンの販売を始めていて「安くておいしい」と好評を得ている。

 パン工房の開設は、あいざと会が運営する地域活動支援センター・ことじ(上板町)で働く障害者と社会との接点をつくり、就労意欲向上につなげることが目的。所有する県道沿いの土地に木造2階建て延べ約100平方メートルの工房を、約2500万円掛けて建設した。

 工房では専門スタッフ2人と障害者数人が作業、生地を成形、発酵させて焼き上げる。

 看板商品とする白桃のクリームや黄桃が入った「ももパン」や「鳴門金時ポテトパイ」、数量限定の「幻のクリームパン」など十数種類のパンを用意。種類は季節や売れ行きによって見直す。店頭販売は平日の午前10時から午後3時半まで。病院スタッフや入院患者向けのパンも焼く。

 4月上旬から働く障害者の30代女性は「働きやすい環境。うまく焼けると自信になる」とやりがいを語る。久保一弘理事長も「精神障害者が働ける職場は少ない。気持ちよく働いてもらい社会復帰につなげたい」と話している。


【写真説明】7日にオープンする「パン工房 ランベリー」でパンを焼くスタッフ=藍住町勝瑞

徳島新聞- 2013/5/5 14:29