ヨハネ福音書の6章に入ります。
この6章の1節から15節までに、一つのお話があります。
クリスチャンであれば、皆さんがよーく知っておられる話です。
「5つのパンと2匹の魚で、イエスが5000人以上の人たちを満腹にされた話です
ね」と。
わたしは何度もこの話をバイブルトークのグループでやってきました。
そして、興味深いことには、その都度、新しい気づきや発見があるのです。
聖書って、不思議な本ですね。
知っていると思っているお話から、
新しく教えられることがいろいろあると、
聖書は他の本とは本当に違うなーと、いつも思わされています。
この5000人の給食の奇跡の話を、
このように解釈しているクリスチャンの方々もおられます。
あれは、ひとりの少年が持っているものを差し出したことで、
多くの人たちが自分の持っているものを次々と出してきて、
結果として皆が満腹したのだという解釈です。
そして、そういうことが起こったことも、これもある意味、奇跡です、
と言う理解です。
どう思いますか。
今まで、わたしが接しきた方々の多くが、「それはおかしい。
では、なぜ、残りを集めると12のかご一杯になったのか、
その説明ができません」と言われます。
では、この話をもっとよく理解するために、
最初にいくつかの質問をさせてもらいます。
(えっ、最初から質問なの?)
この話は最初、誰から言い出した話でしたか。
弟子たちの誰かが言い出したのでしたか。
群衆の誰かがお腹が空いたとか言ったのでしたか。
次の質問です。
イエスは12人の弟子たちの中のひとりに声をかけたのですが、
この時、イエスとその弟子は立っていたのでしょうか、
座っていたのでしょうか。
なぜ、こんな質問をするかと言いますと、
この場面、光景が、この話を理解するうえでとても大切だと
わたしは思っているからです。
もう一つ大切な質問があります。
弟子のひとりアンデレが
「ここに、大麦のパン5つと、魚2匹を持っている少年がいます。
でも、こんなに大勢の人々では、それが何になるでしょう」と言っています。
しかし、その後、
少年が持っていた5つのパンと2匹の魚が、
イエスの手に渡っています。
聖書にはそのことが詳しく書かれていませんが、
これはどのようにしてイエスの手に渡されたのでしょうか。
もう一つ、大切な質問があります。
パンを食べた後、満腹した人たちは、イエスに何をしようとしましたか。
これらの質問から、
このお話しに込められている真理を発見していきたいと思っています。
次回に続きます。





