詩篇55:23
あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。
主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。(新共同訳)
この個所の「従う者」は、口語訳その他の訳では「正しい人」、
英訳ではthe righteousとなっていて、神に義とされた人とも受け取れます。
この詩篇55篇はダビデの祈りですが、その途中に急に23節の言葉が出てきます。
前後関係が切れている感じです。
どういうことでしょうか。
ダビデはこの55篇の祈りの中で、
自分の不安、恐れ、恐怖の念をあからさまに主の前に吐き出している感じです。
自分を取り巻く悪意ある人たちのことを祈っています。
そして、その祈りの中に突然、この23節の言葉が出ています。
これは祈りの言葉ではありません。
ということは、主の前に心を注ぎ出して、正直な祈りをしているダビデの心に突然こ
の言葉が与えられたようです。
そんなことがあるのでしょうか。
わたしも時たまですが、そのような経験があります。
主に向かって心の中にあることを祈っている時に、
主からの語りかけがあったのです。
自分をおびやかし、苦しめる人たちを何とかしてください、
と祈っているダビデに対して、主はそのような人たちを取り除き、
ダビデを自由にするとは言っておられません。
そのような中で、主はどこまでもダビデを支え、動揺しないようにしてくださる
というのです。
つまり、周囲の状況が変わらなくても、ダビデの心を変え、動揺しないもの
としてくださるのです。
主のされることは、すごいですね。





