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浜崎英一ブログ「聖書との対話」

わたしは今も、70年近く読んできた聖書を心の支え、人生の指針として親しみ、感動を覚えている。

「動揺しない者に」

2020年07月31日 05時16分59秒 | 資料紹介

詩篇55:23

あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。

主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。(新共同訳)

 

この個所の「従う者」は、口語訳その他の訳では「正しい人」、

英訳ではthe righteousとなっていて、神に義とされた人とも受け取れます。

この詩篇55篇はダビデの祈りですが、その途中に急に23節の言葉が出てきます。

前後関係が切れている感じです。

どういうことでしょうか。

 ダビデはこの55篇の祈りの中で、

自分の不安、恐れ、恐怖の念をあからさまに主の前に吐き出している感じです。

自分を取り巻く悪意ある人たちのことを祈っています。

そして、その祈りの中に突然、この23節の言葉が出ています。

これは祈りの言葉ではありません。

ということは、主の前に心を注ぎ出して、正直な祈りをしているダビデの心に突然こ

の言葉が与えられたようです。

そんなことがあるのでしょうか。

わたしも時たまですが、そのような経験があります。

主に向かって心の中にあることを祈っている時に、

主からの語りかけがあったのです。


自分をおびやかし、苦しめる人たちを何とかしてください、

と祈っているダビデに対して、主はそのような人たちを取り除き、

ダビデを自由にするとは言っておられません。

そのような中で、主はどこまでもダビデを支え、動揺しないようにしてくださる

というのです。

つまり、周囲の状況が変わらなくても、ダビデの心を変え、動揺しないもの

としてくださるのです。

主のされることは、すごいですね。

 

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「目覚めた人」

2020年07月28日 05時58分35秒 | 詩篇より

詩篇53:3

神は天から人の子らを見渡し、探される。

目覚めた人、神を求める人はいないか、と。(新共同訳)

 

このみ言葉は不思議です。

神が探しておられます。

誰を。

神を求める人を探しておられます。

両方が探して、求めているとも言えます。

神を探し求めている人がいて、そういう人を探し求めている神がいるのです。

そのように神を求める人のことが「目覚めた人」と言われています。

他の訳では、「賢い者」、「悟る者」となっています。

 

取税人のかしらであったザアカイは、イエスをひと目見たいと走っていって、いちじく桑の木に登りました。

そこには大勢の人たちがいたのですが、イエスはそのザアカイに目を留め、声をかけられました。

その話しの最後に、こう言われました。

「人の子が来たのは失われた人を探して救うためである」

失われた人で、イエスを求めている人、そういう人を探すためにイエスは来られまし

た。

 

あなたもわたしも求めていたのですね。

あなたもわたしも探していた方に見つけてもらったのです。

周りは「神などいない」と言っている人たち、神を知らない人たちに囲まれているよ

うな中にあってです。

そして、わたしたちは今もこの方を求めています。

それは探しておられた方に出会ったからです。

この方のことをもっと知りたいと思うからです。

「わたしがすでにそれを得たとか、すでに完全な者になっているとか言うのではな

く、ただ捕えようとして追い求めているのである。

そうするのは、キリスト・イエスによって捕えられているからである」(ピリピ3:1

2口語訳)

 

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「見よ、この男は」

2020年07月24日 06時05分32秒 | 詩篇より

詩篇52:8~10

これを見て、神に従う人は神を畏れる。彼らはこの男を笑って言う。

「見よ、この男は神を力と頼まず、自分の莫大な富に依り頼み、自分を滅ぼすものを力と頼んでいた。」

わたしは生い茂るオリーブの木。神の家にとどまります。世々限りなく、神の慈しみに依り頼みます。(新共同訳)

 

自分の持っているお金、財産、富に寄り頼む人たち。

この人たちは特別な人たちではなく、今日の多くの人たちの生き方ではないでしょうか。

一方で、神の慈しみに寄り頼む人たちがいます。

その人たちは、無責任でいい加減な人たちではありません。

同じこの時代に、同じこの国に生きていて、同じようなものを食べ、同じようなテレビを観ていても、人は必ずしも、同じよう

な生き方をしていません。

その人が何を頼りとして生きているか、何に希望をもち、何に慰めを求めて生きているかによって、その生き方は違ってきます。

生き方だけではなく、何年か後のその人の人生の行き着く先も大きく違ってきます。

お金や富に頼っている人は、自分を滅ぼすものが何かを知らない人たちなのかもしれません。

神の慈しみに寄り頼む人たちは、オリーブの木のように生き生きとしたいのちを経験しているので、なぜか元気なのです。

元気というのは、からだというよりも心が元気なのです。

元気とは気の元のことです。気の元が確かなところにしっかりつながっているからです。

「主よ、この人生、生きている限り、あなたの慈しみに寄り頼んで生きることを学ばせてください」

 

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「わたしのもの」

2020年07月21日 04時47分45秒 | 詩篇より

詩篇50:10~12

林のすべての獣はわたしのもの、丘の上の千々の家畜もわたしのものである。

わたしは空の鳥をことごとく知っている。

野に動くすべてのものはわたしのものである。

たといわたしは飢えても、あなたに告げない、世界とその中に満ちるものとは、わたしのものだからである。(口語訳)

 

これだれの?と、落とし物があると所有者は誰かということになります。

ゴミ出しの日に出されたゴミや不法投棄されたものなど以外は、だいたいどんな物にも所有者がいます。

すべての動物、生き物、羊や牛などの家畜はわたしのものだ、と言っておられます。

人が簡単に手に取ることのできない高く大空を飛んでいる空の鳥もわたしのものだ、と言っておられます。

野に動くすべてはわたしのものだ、と言っておられます。

ここに上げているものは、宮に献げる捧げものに関することですから、海の魚などは出てきませんが、水の中の生き物もすべて

そうですね。

ガリラヤ湖で、あの大漁の奇跡があったのは、弟子たちは一晩中働いたのに一匹も獲れなかった、その翌朝のことでした。

その多くの魚も主のものであり、主がご自分で自由にできたということになります。

ペテロが大祭司の庭で、そんな人は知らないと3度イエスを否定した時、コケコッコーと夜明けに鳴いたあの鶏、

あの鶏も主のものであり、主の言われるように従っています。

一羽の雀も父なる神の許しなくして地に落ちることはないとすれば、この雀も主のものであり、主の支配下にあるのですね。

わたしがウォーキングをしている山田池公園の森の中で元気に鳴き声を聞かせている姿の見えない鳥たち、池の中を泳ぎ回って

いる大きな鯉たち、それらの所有者は誰なのかに思いを向けて歩いてみたいと思います。

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「贖いと償い」

2020年07月17日 05時53分27秒 | 詩篇より

詩篇49:6~8

彼らはおのが富をたのみ、そのたからの多いのを誇る人々である。

まことに人はだれも自分をあがなうことはできない。

そのいのちの価を神に払うことはできない。

とこしえに生きながらえて、墓を見ないために、そのいのちをあがなうには、あまりに価高くて、それを満足に払うことがで

きないからである。(口語訳)

 

贖う(あがなう)と償う(つぐなう)とはどう違うのでしょうか。

罪を償うという場合の償うは分かりやすいのですが、贖うというのは分かるようで分かりにくいと思いませんか。

贖うとは身代金を払うという意味で考えると分かりやすいかと思います。

容疑者が拘置所から出してもらうために保釈金を積む、これも贖うに近いかもしれません。

死に向かっていくこの人生、それを贖って、死という現実から解放される、そういうことは可能なのでしょうか。

死に向かって、終わっていくこの人生。

何らかの身代金を払って、死に向かう現実から解放されるということは無理なのです。

それを贖う値段があまりにも高すぎるからです。

ここで主イエスを信じている人たちは、分かりますね。

十字架上で犠牲となったイエス・キリストのいのちによる贖いです。

主イエスを信じ、受け入れているあなたやわたしはその贖いの代価を払ってもらったのです。

これは詩編の言葉ですから、遠い旧約の時代、主なる神がこの贖いという観念を持っておられたということは、その時、もう

既にイエス・キリストの贖いのご計画を持っておられたのです。

どう思いますか。

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