さて、聖書の言っている神の国について、また神の義について分かち合ってきましたが、ある程度の理解が得られたでしょうか。
これらのことは、今のあなたやわたしの信仰の歩みにも関係があるでしょうか。
そこで、神の国について、更に付け加えておくことがあります。
それは将来の完成された神の国のことです。
神の国について3つの見方があります。
ひとつは、死後に約束されている天国も神が完全に支配される神の国です。
また、イエスやパウロが宣教の中心とした今現在の神の国があります。
3つ目は、特にヨハネ黙示録においてハッキリと約束されている将来の神の国があります。
それは今現実からは信じられないような完成された神の国です。
ヨハネ黙示録11:15
第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。
すると、大きな声々が天に起って言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。
主は世々限りなく支配なさるであろう」。(口語訳)
ヨハネ黙示録21:1
わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。
先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。(口語訳)
あるクリスチャンたちは、死後の天国を神の国として強調します。
「天国に行けますように」と祈る人たちです。
ある人たちは、将来の完成された神の国を強調します。
しかし、それと共に、イエスの宣教の開始とともに始まった神の国があります。
「御国が来ますように」と祈る人たちが信じている神の国です。
あなたはこの3つのうちで、どの神の国に一番関心がありますか。
わたしは、もちろん、死後の天国のことに無関心ではありませんし、将来の完成された神の国を思う思いもありますが、今のところは、現在、あらわされる神の国に関心があります。
イエスはその働きを通して、将来の神の国を今現在にもたらされたとも言えます。
コロサイ1:13
「神は、わたしたちをやみの力から救い出して、その愛する御子の支配下に移して下さった。」(口語訳)
口語訳も新改訳も、この個所を「愛する御子の支配下に」と訳されていますが、英語訳では、「愛する御子の王国に移して下さった」と訳されています。
He has delivered us from the power of darkness and conveyed us into the kingdom of the Son of His love,(NKJV)
イエス・キリストを信じて救われた人たちは、罪を赦され闇の力の支配から救い出されただけではありません。
御子を王とする王国の民とされたのです。
これは将来のことではなく、今現在のことです。
そして、あなたもわたしも、今のこの時、神の国の義や愛や喜びや平和を味わっているわけです。
どう思いますか。





