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浜崎英一ブログ「聖書との対話」

わたしは今も、70年近く読んできた聖書を心の支え、人生の指針として親しみ、感動を覚えている。

「お言葉ですから」

2025年03月18日 05時10分49秒 | ルカ福音書より

ルカ福音書5章から、前回の続きです。

1回目にイエスがペテロに言ったことは、
舟を少し漕ぎ出すことでしたが、
2回目に言っていることは、
漁師のペテロとしては
そう難しいことではありませんでした。

しかし、ペテロ本人にとっては、
「えっ」と思えるようなとても無理な話でした。
なぜ、無理と思えるようなことでしたか。

群衆のための話が終わった後、
イエスがペテロに言われたことは、
ルカ5章4節以下の話です。

5:4 話が終わるとシモンに言われた。
「深みに漕ぎ出し、
網を下ろして魚を捕りなさい。」
5:5 すると、シモンが答えた。
「先生。私たちは夜通し働きましたが、
何一つ捕れませんでした。
でも、おことばですので、
網を下ろしてみましょう。」
5:6 そして、そのとおりにすると、
おびただしい数の魚が入り、
網が破れそうになった。

少し漕ぎ出した小舟の中からイエスは、
岸にいる大勢の群衆に話をされました。
その話が終わると、
ペテロに「深みに漕ぎ出し、
網を下ろして魚を捕りなさい。」
と言われました。

イエスはペテロたちが一晩中、
漁をしていたのを知らなかったのでしょうか。
イエスは彼ら漁師たちが
舟から降りて網を洗っているのを
見ておられなかったのでしょうか。
恐らく、夜の間、
彼らは漁をしていたのだとわかる光景です。
どうやら、魚はあまり獲れていなかったことも想像できたかもしれません。

ですから、そのイエスの意外な言葉を聞いて、
ペテロは「えっ?」と思ったはずです。
「先生。私たちは夜通し働きましたが、
何一つ捕れませんでした。」と
イエスに知ってもらいたい重要な情報を
伝えています。
しかし、ペテロとしては、
その自分たちのことを知ったうえで、
イエスは言っておられるのだと、
ウスウス感じていたのかもしれません。

それにしても、ペテロはなぜ
「おことばですので、網を下ろしてみましょう。」と、イエスの言われることに簡単に従ったのでしょうか。
イエスに出会って、
まだ間もないペテロです。
イエスのことが
それほどわかっていなかったはずです。
しかし、イエスのことを「先生」と呼んでいます。
ペテロは、イエスが人々のいろいろな病気を
癒しておられることを知っていました。
また、湖岸に集まっていた群衆に
話をしておられるのを、
同じ舟の中の一番近いところで
聞いていたかもしれません。

「おことばですので、網を下ろしてみましょう。」
と言っている、ペテロのこの短いひと言には、
意味があるように思いませんか。
「おことばですので」と言っています。
しつこいですが、「おことばですので」と、どういう思いでペテロはこのように言ったのでしょうか。
どう思いますか。

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