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メガバンクは「スマホ決済」で泥沼にはまる

2018-09-20 18:45:43 | ブログ
メガバンクは「スマホ決済」で泥沼にはまるスマホ決済システムで市場を席巻するには出遅れたようにみえるメガバンクは、これからどのように動くのか(写真:DjelicS/iStock)
メガバンクは独自のスマホ決済の仕組みを構築中だが、世の中ではすでに多様なスマホ決済が使われており、出遅れ感は否めない。そんななか、三菱UFJ銀行はスマホ決済を支える裏方のプラットフォームビジネスに進出する。
銀行vs.ネット企業の闘いはどう展開するのか。『決定版 銀行デジタル革命』でキャッシュレス化の進展と銀行の苦境を描いた著者が解説する。
スマホ決済で圧倒的に出遅れ
スマホ決済にはさまざまなアプリが登場し、熾烈な競争が展開されている。メガバンクもその競争に参入する方針だが、いまだに実験段階にあり、出遅れ感はぬぐえない。そんななか、三菱UFJ銀行は、そのスマホ決済を支える、いわば裏方のプラットフォーム(基盤部分)で存在感を高める戦略に打って出た。システム開発会社TISと組んで、暗号情報を一括で管理するとともに、暗号化されたクレジットカードなどの情報を小売業者に代わってカード会社に送る仕組みを開発したという。
買い物の際にスマホを店の端末にかざすなどして支払うと、そのあとどうなるか。代金は最終的にはクレジットカードで決済されたり、銀行口座から直接引き落とされたりする。その際、クレジットカード番号や銀行口座番号などの情報が外部に漏洩するのを防ぐため、それらを暗号化する必要がある。三菱UFJ銀行とTISは今回、画期的な暗号化技術を開発したというわけではない。ポイントは、暗号情報のやり取りの代行業務をするという点だ。
お客が店でモノを買った代金をスマホで決済し、それがクレジットカード決済とひも付いている場合には、クレジットカード番号などの情報は「トークン」と呼ばれる暗号に変換されて、店舗の読み取り機などに残らないようにする、というのが通常のやり方だ。
トークンはカード会社に送られるが、その様式は受け取るカード会社ごとに異なっている。スマホ決済を導入している小売業者は、個々のカード会社と契約して、暗号を送受するシステムを別々に作る必要がある。
そうした手続きは小売業者にとって非常にややこしくお金もかかるため、多くのクレジットカードがスマホ決済に対応していないという状態になり、結局、スマホ決済の利用が制限されてしまうという問題が生じている。
クレジットカードの暗号情報を送るシステムを備えていないから、スマホ決済ができない――。そこで三菱UFJ銀行とTISが考えたのが、小売業者とカード会社との間に立って暗号情報を一括で管理するとともに、各カード会社へトークンを送付するシステムの構築と送付代行サービスだ。
これは一種のプラットフォームビジネスであり、業界用語では、トークンリクエスタ代行サービスと呼ばれている。このサービスを大手銀行が手掛けるのは初めてだ。三菱UFJ銀行とTISが始めるこのサービスはスマホ決済の拡大、ひいてはキャッシュレス化の進展に一定程度貢献するとみてよいだろう。
三菱UFJ銀行は、2019年春にも独自のスマホ決済サービス、「MUFGウォレット」をスタートさせる予定だが、そこにこの仕組みが搭載され、多くのクレジットカードや複数ブランドのデビットカードを利用した決済、QRコード決済などが一挙に可能となる。先行するオリガミ、楽天、LINEなどネット企業のスマホ決済サービスに負けない利便性を大きくPRするだろう。

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