元気が一番! Look Forward!

リタイアしてから早や17年、、、
「元気が一番!」より「加齢にどう抗うか」に取り組み中?

白髪に似合う色

2008-11-06 12:47:48 | 日々ダラダラと
若い頃の洋服は圧倒的に茶色が多かった、「ほんと茶色が好きなのねぇ」と友達に呆れられたくらい。当然全身茶色で何通りもコーディネイトできるくらいの数は持っていた。


10年以上も前になるけど、9年程天満橋の北詰辺りに勤めていた。当然、通勤に仕事にと何百回も天満橋を渡った。結構長い橋だけど、橋の上からの景色は素晴らしく、私にとっては心安らぐひと時だった。
私が密かに「みどりのおばさん」と呼んでいた女性と遭遇したのはいつもその橋の上。通学児童に旗を振っているのではない、全身みどり色のおばんさがいたのだ。

洋服は言うに及ばず、バッグ・靴から髪飾りのような小物に至るまで全て緑色、夏はそれが黄緑に変わるが、徹底してみどり色で統一している、人体はそのままだけど。

何度かすぐ後ろを歩いて観察したことがある。ベルトに手袋、傘にスカーフ、バッグの中に垣間見える小物もみんな無地の緑色、他の色はナッシングゥ、完璧な統一感、、、、そう、ちょっと怖い、、、。


話を戻すと、だから私は茶色で統一することは避けました、て話。笑
本当はしたかった、かも。


ここから本題に入ると、40歳を過ぎると洋服選びが面倒になったのか、黒が増えました、手持ちの服と合わせ易いから。
流行もあったのかも知れないが、毎日が御通夜、みたいになって数年が過ぎ、50を過ぎた頃から、黒が似合わなくなった、と自分でやっと気がついた。

あんなに好きで合わせ易い黒の洋服が着られなくなりとても不便だったけど、まだ好きな茶色があるから、と自分を慰めていた。

そして今年になって毛染めを止め白髪頭になったある日、久しぶりに真っ黒のレインコートを着て街角の鏡に映った自分を偶然見て、あらっ、黒が似合うじゃん、と嬉しい発見をした。

そう白髪頭に茶色は似合わない、代わりに黒が似合うようになった、と思う。

白髪頭でお洒落への意欲を失いつつあり、毛染めに戻そうかと迷うこともあったけど、これだけ白かったら黒が似合うんだーー、と白髪への自信が芽生えてきた。
久しぶりに新しい黒のお洋服買おうかな。


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