元気が一番! Look Forward!

リタイアしてから早や17年、、、
「元気が一番!」より「加齢にどう抗うか」に取り組み中?

Creative Thinking

2011-09-12 20:25:39 | 日々ダラダラと

最近使った英語教材に面白いエピソードが載っていた。英会話仲間に話して聞かせようと思うが長文だし、私の理解の範疇に収まらない文法等が出てきて手こずっている。たまたまこほんごボランティアでの中国人パートナーにこの話をしたら「そうなんですよねぇ、学校教育の弊害てありますよねぇ、私の国も同じです。」と意見が合った。

こんな話です、私なりに翻訳しました。ある大学教授のエッセイ、かな。

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 この前、ブラウン先生からテストの採点の審判をしてくれと頼まれた。物理の試験である生徒の回答に0点をつけたが彼は満点が貰えるはずと言う。そこで他の先生に審判を頼むことにして、選ばれたのが私ってこと。

 早速彼の事務所へ行ってそのテスト問題を読んだ。
「ビルの高さを気圧計を使って計測する方法を示しなさい」

 生徒の答え「気圧計を持って屋上に上がり、それに長いロープに結んで下の道路に下ろし、着地点に印をつけた後に引き上げて、そのロープの長さを計る。」

 興味深い答えだね、その生徒は満点を得られるだろうか。彼は満点に値する答えだと主張しているが、彼は物理学の知識を少ししか示していない。

 私はその生徒にもう一度同じ問題でチャンスを与えるように提案し、ブラウン先生も同意したので、、、、

 二回目の答えは、道路にバロメータを立てて、ビルの影とその陰の長さからビルの高さを計測する。それ以外には、バロメータを道路に落としその落下時間を計りそれからビルの高さを割り出す。

 この大学教授は二回目の答えで、この問題への答えを正解としたが、試しに他にはどんな計測方法があるか聞くと、落下時間を計ると答え、そして最後にこう言った。

 「教授が期待している物理学上の答えは当然知っています、でも他にもこんな計測方法がある、と答えたかった。もし物理学と限定しなかったら、そのバロメータを持ってビルのオーナを訪れ、これをプレゼントするから高さを教えて下さい、と聞くのが一番簡単な方法です。」

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この英文を英会話仲間の大学生に説明したかったのは、彼がいかにも優等生的な答えしか考え付かないタイプに見えたからで、そこから「最近の学校教育は、、、」と決まりきったことしか教えない学校教育への批判となり、「わが国も同じです」となったわけ。

ちなみに息子にこの最初の問に対する答えが英文で知りたいと、英文問題だけをメールすると、バロメータと交換する、という答えが英語で返ってきた。へー有名なジョークだったんだぁぁ。


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