4ヶ月振りに病院へ検査に行った。いつもは朝一で受信していたが、今日は超音波検査なので午後からの受信。
緊急事態解除後に初めて乗った地下鉄はまだ空いている。誰も座っていない三人掛けのシートの端っこに着席。
途中駅でもう片方の端に着席していた男性が下車したので、それまで立っていた女性が着席された、真ん中の席は空いたまま。
そして駅に到着、車内は空いていたんだけど、その女性と私の間の席に若い女性がドンと座った。すると慌てた様子で先に座っていた端っこの女性が立ち上がったので、若い女性は驚いたのかその女性の姿をマジマジと見つめた。
私はその離席した年配女性の心境になって、わざわざ詰めて座らなくても良いのにっ、と舌打ちしたい気分になり、どうして逃げるように離席したのか理解できていないような若い女性に違和感を感じた。
空いていたら私も座るけど、それとはまた別の問題。先日、フードコートで見た風景を思い出したから。
折角ソーシャルディスタンスを取るために、離れて座るように、距離を取って並ぶように、テープで仕切っているにも関わらず、その一人用に想定された空間や椅子にわざわざ引っ付いて二人で立っていたり座っている若い子を多く見かけて苦々しく思ったのだ。
若者は新聞も読まずニュースも見ないのか、とまで思ってしまった。
いやいやそんなこと言ったら老害と言われるだろう、自分の加齢のなせる業であると自省したけど。
病院は相変わらず混んでいる、大きな病院での受診はいつも半日は覚悟しないといけない。とは云うものの今はコロナの真っただ中、ソーシャルディスタンスはどうした?と首をかしげたくなる光景が広がる。
高齢者や病人ばかりの病院でこの対応はどうしたことか、人手不足であろうことは想像されるけど、完全に受信者の自覚に任されているみたいで、それもありかと変に感心してしまった。