皆既日食

46年ぶりの世紀の大イベントらしいけど、46年前、私が15歳てことは高校生の頃だけど、ぜんぜん覚えていない。

小学校の時は下敷き越しで見たような記憶がぼんやりとあるが。まぁ、私にとっては世紀のイベントではなかったらしい。

文明の発達した現代では、太陽と月の軌道が重なるだけで、当たり前すぎてなんの不思議もない、地球ではたまにしか見られないんだろうけど、宇宙規模で言えば日常茶飯事なこと。天文ファンには叱られそうなコメントであるが。


今日は朝から曇っていたし、我が家の窓からは太陽が見えない位置だし、で、テレビ中継を見ていた。

あんなに大騒動していたトカラ列島だったけど本番は曇り、島にとっては本当に世紀の大イベントだったろうに、それは外野から見ていても残念で気の毒だった。

でも硫黄島からの中継は素晴らしかった、太平洋上からの中継も素晴らしかった。夕焼けではない360度のつかの間の夕焼けもどき、夕暮れでもないのに360度のつかの間の夕暮れもどき、素晴らしいの一言。

上空の素晴らしさはちょっと想像が出来ない。

でも、画面の中だけでもレポーターの感動は想像がつく。現場にいた人達はどれだけ感動したことだろう、もし私が現地にいたら、来年から毎年世界各地へ日食を追い求めるようになるだろう、きっと、他の人達のように。