帰宅途中のホームでの出来事。
近くにいた若い女性が、ホームが狭いので仕方ないが、線路際に立っていて何か落とした。耳に手をやっているのでイアリングでも落としたのかと見るとまた一つ落ちた、白い放物線を描いて線路に、アチャー
駅員さん呼ばなあかんなぁ、と思いながら、隣にいた若い男性と目を見合わせて言葉を交わした。
「イヤリング落としたのかな」「イヤホン落としたんです」「若い子なら線路に降りてしまうとこやねぇ」「危ない危ない」
駅員さんを呼びに行ったかと思っていた女性が戻ってきて柱に近寄る。
私達二人と柱の近くにいた男性と三人が慌てて身を乗り出した。「アカン」「アカン」
非常ベルを押しかけたのだ、、、
改心して?駅員さんを呼びに行ったので無事に電車に乗れた、もし押していたら電車は間違いなく遅れただろう。
最近よく、ホームや線路の「確認の為」に発車時間が遅れることがある。あんな感じで非常ベルが押されるのだろうか。桑原桑原