YOU TUBEで在りし日の「阿部典史(ノリック)」さんを偲ぶ
「阿部典史」さんと言うか「ノリック」がバイク事故で昨日死亡したと言うショッキングなニュースが先ほど入ってきました。
彼の天才的なアグレッシブなライディングや輝かしい戦績もさる事ながら、インタビューとかで見せる陽気で少しやんちゃな笑顔が印象的なライダーでした。
F1と違いバイクレースは「日本人ライダー」もちゃんと活躍する世界なんで、夜中の中継で「ノリック」とかが頑張っているのを見ていると結構チカラが入ってしまいました。
スクーターでUターン禁止違反の車による事故という事で、個人的にもこの春に同じような事故を貰っているので、人事のような気がしません。
バイクの天才が一般道のバイク事故で亡くなるなんて少し複雑な気分です。
YOU TUBEに「Norick 1994 WGP debut race」と言う映像が有りましたのでUPしておきます。32歳と言うあまりにも早い死は本当に残念でなりません。心から冥福をお祈りいたします。
ノリックが交通事故で死亡
7日午後6時20分ごろ、神奈川県川崎市の市道で、2輪ロードレースの人気ライダー、阿部典史(のりふみ)さんが乗ったバイクがトラックと衝突、阿部さんは病院に運ばれたが間もなく死亡した。32歳だった。93年に全日本ロードレースにデビューすると、いきなり史上最年少の18歳で総合優勝を達成。世界選手権(WGP)でも通算3勝を挙げるなど「ノリック」の愛称でファンに愛され、日本に2輪ブームを再来させた立役者だった。世界を舞台に活躍したライダーが非業の死を遂げた。川崎署によると、阿部さんは同市川崎区大島1丁目の片側2車線の市道の右車線をスクーター型の500CCバイクで北上中、前方の左車線からUターンしようとした4トントラックを避けようとしたが、衝突して対向車線に放り出された。当初は意識があったものの、午後8時52分、搬送された市内の病院で死亡が確認された。阿部さんは胸を強打し、ろっ骨骨折や臓器の損傷などもみられたもようだ。現場はUターン禁止だった。トラックを運転していた51歳の男性は、道を間違えて引き返そうとしていたといい、同署が自動車運転過失致死の疑いで事情を聴いている。阿部さんはオートレース選手の父光雄さんの影響で、5歳でバイクレースを始めた。93年に全日本ロードレースにデビューすると、いきなり史上最年少の18歳で総合優勝するなど、若くして才能を開花させた。95年から当時、WGPの最高峰クラスだった500CCにフル参戦。翌96年の日本GPで初優勝し、日本人としては14年ぶりの優勝を遂げた。後輪を滑らせながら必死に逃げる姿は、伝説のレースとして多くの2輪ファンに語り継がれている。スーパーバイク世界選手権などを転戦後、今季から全日本に復帰。5月のレースでは3位に入り、復活をアピールした矢先の事故だった。 (10月8日10時4分配信 日刊スポーツ)
残念でたまりません
天国に行っても幸せになってください