一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

農水相が鬼門なのか、鬼門にするような人しか候補者がいないのか

2007-09-02 | まつりごと

農水相トップの組合、不正受給 3年前指摘、放置
(2007年9月2日(日)03:29 産経新聞)

遠藤武彦農水相が組合長理事を務める「置賜(おきたま)農業共済組合」(山形県米沢市)が、自然災害による農作物被害を補償する農業共済の掛け金について、農家を勝手に加入者にして水増しし、国から約115万円を不正に受給していたことが分かった。同農済は会計検査院から平成16年の調査で水増しを指摘されながら、いまだに実際の不正受給分約50万円を返還していないという。農水省は近く返還手続きを取る。

遠藤農水相は、自らが代表を務める自民党の選挙区支部が、農水省所管の独立行政法人の助成金を受ける団体から献金を受けていたことが発覚したばかり。

そもそも農業共済の代表者が所管官庁の大臣になった時点で組合長や理事を退任していないことの方が問題ではないでしょうか?
遠藤農水相は、就任時の記者会見で開口一番「農水相だけじはやりたくなかった」とのたまわった御仁ですが、そうだとするなら、自分の身の回りくらいきれいにしておいてもよさそうなものです。
ひょっとして本人や秘書も、代表になっていることを知らなかったとか?


それにしても大臣選定の際の事前調査というのはそんなに難しいんものなのでしょうか。
アメリカの高官で、ベビーシッターが違法入国者だったという理由で問題になったことがありましたが、そこまでじゃなくて政治資金をしっかり管理しているかという「キホン本のキ」の問題なんですけどね。

PS
といってたら
遠藤農相が3日辞任 安倍改造内閣に大打撃(共同通信)
任期最短の記録ではないでしょうか。

安倍総理のことを考えれば、後任選定と身元調査の間くらいはねばった方がよかったような感じもします。
それとももう後任の目星はついているのでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「私見」といえども見識は問... | トップ | くしゃみ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

まつりごと」カテゴリの最新記事