一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

飲ま飲まイェイ

2005-10-05 | よしなしごと

エイベックスが「のまネコ」商標登録取り下げ、CDの特典映像も収録中止
エイベックスは実際に商標出願をしていた(有)ゼンに対して商標登録を取り下るよう要請し、ゼンも取り下げたと公表しました(10/3)。

個人的には、既に自然発生的に有名になったアスキーアートのキャラクター(の変形)を一企業が商標登録して独占的に使用するというのは企業姿勢としてはいかがなものか、という感じがしてました。
なので、商標出願を取り下げたこと自体はいい方向だとは思います。

しかしエイベックスのコメントを読むと、言い訳や被害者意識や矛盾点など突っ込みどころが多いので、企業イメージの回復には役立っていない感じがします。

療養中の身につき、コメントへの突っ込みは自粛(多分いろんなblogでされているかと)
※商標登録が認められるかとか著作権の侵害になるかどうかという論点もあるのですが、そっちはあまり詳しくないので省略。



ところで、『マイアヒ』のフラッシュではないですが、わが国には酒を無理やり飲ませる、という風習があるようで、なんと「酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」(昭和36年施行)なるものがあります(って最近知ったのですが)
法律名だけでなく、内容もふるっていて、

(節度ある飲酒)
第二条  すべて国民は、飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない。

「すべて国民は」ですよ・・・

ご親切な国家というか、そんな悪習を公式に認めてるんだ、とか妙な感慨にふけってしまいます。(全条文はこちら


ほかに未成年者の喫煙・飲酒を禁止する 未成年者喫煙防止法(明治33年!施行) 未成年者飲酒防止法(大正11年施行)というのも個別の法律であるのですが、施行された時期を考えると、日本は歴史的に喫煙よりは飲酒に寛容だったということでしょうか。

コメント
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