Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

町田ゼルビアのその後

2010-11-14 19:27:28 | トリニータ
その後というのは9月に昇格が見送りになった直後の天皇杯ヴェルディ戦の後、町田がどうなってるかなという意味で。今日は日産とJFLの足利と相模原のどこに行くかかなり迷ったんだけど、町田以外にもSC相模原のホームである麻溝公園に行ってみたかったのとブラウブリッツ秋田というチームにも興味があって相模原に決めました。


麻溝公園競技場は地域決勝にJFA推薦枠で出場してくるSC相模原のホームスタジアム。


バックスタンドを増設中でほとんど完成してるような感じだった。完成すればキャパは1.5万人超になりJ1規格も満たすスタジアムになるそうだ。確かにキレイで、スタジアム設備で昇格が見送られた町田の近所にあるのが皮肉にも感じてしまった。


メインスタンドとゴール裏をつなぐアーチが印象的。


ブラウブリッツ秋田は北東北で初のJクラブを目指しているTDKを母体とするクラブ。準加盟申請していないにも関わらず4位争いに絡める位置をキープしているなかなかの強豪。


クラブバス。


秋田サポ。

金沢や秋田のようなクラブが準加盟申請して、讃岐や長野のようにJを目指してるクラブが昇格してきたら来年のJFLは史上稀に見る激戦リーグになるかもしれない。松本と町田もうかうか出来ない。

で、町田。


8月の阪神タイガースのようにスタジアム改修のため放浪の旅を続けてるわけだけど、鳥取戦の6千人は出来すぎにしても何とかギリギリで保ってる印象。


ゴール裏サポも徐々に増えてきてるみたいだし、メインスタンドの手拍子参加率も高い。コアな層が築かれつつある。

試合は2トップのスピードを存分に活かす町田と組織的にパスを回す秋田の双方が攻撃的で面白い前半に。抜群の縦へのスピードで秋田の最終ラインを突破したキジのシュートがポストに当たりこぼれ球を押し込んで町田が先制。後半はともに少しテンションが下がり、そのまま町田が逃げ切り。


やはりこの男の存在感はJFLでは飛びぬけている。

各クラブの目標意識が徐々に薄れてきて上位陣が信じられないくらい取りこぼしていく中で高い緊張感を継続している町田は称賛に値する。

サッカーが改めてモチベーションスポーツであることを実感した週末。お隣さんには絶対に負けたくないっていうのも十分過ぎるモチベーションだ。青いユニの諸君、頼むぞ!
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