槍と銃剣

近世西洋軍事と日々の戯言&宇宙とか色々

シャープ、NetWalker向け電子書籍販売サイト

2009年12月27日 13時52分03秒 | Kindleや端末など
シャープ、NetWalker向け電子書籍販売サイトを12月26日より開設

センスがない。これは駄目でしょ。
こんな狭い範囲で囲い込んでどうするのでしょうか?
発展性もまるでない。
囲い込むならアマゾンのように。
オープンでいくならEPUBを取り入れたソニーリーダーのように。

数年後にはサービス停止でエンディングという
昔の日本の電子書籍端末と同じ運命ですね。これは。

日本人の更に一部しか相手にしない時点で敗北は決まりです。
ソニーが海外に打って出たのはやはり正解だったんだなと感じます。

kindle クリスマス商戦に勝利

2009年12月27日 13時43分27秒 | Kindleや端末など
クリスマスの売上、電子書籍が紙の本を超える 米アマゾン・ドットコム

キンドル絶好調といった報道です。
売上高は公表されていませんが、クリスマス2日間の史上最高売り上げを記録したようです。
在庫不足で苦労していたのが遠い昔のようです。
Amazon「Kindle」大人気、供給不足でCEOが謝罪(2008年3月)

今、在庫不足がたたっているのはnookでしょう。
appleタブレットが来ると商戦はさらに厳しくなるから、nookは大丈夫でしょうか?


魔術師クロンステッド(草稿その5)

2009年12月27日 13時37分41秒 | 大北方戦争+軍事史
魔術師クロンステッド(草稿その4)

 1712年のガーデブッシュの戦いにおいて、クロンステッドの砲兵隊は初めて砲火の洗礼を受けた。そして驚くべき戦果を挙げた。デンマーク・ザクセン連合軍はその素早い動きに驚愕し、致命的な砲弾が彼らの戦列に降り注がれた。これらの砲撃は連合軍の作戦計画を出鼻で挫き、数で劣るスウェーデン軍の勝利に大きく貢献した。結局、戦いは僅か3時間で決着が付いた。スウェーデン軍を率いていたステンボックはカール12世に宛てた手紙の中で、クロンステッドの貢献について「神の加護に次いでクロンステッドと彼の砲兵隊に勝利の感謝を捧げたい」と書き記している。彼の砲兵運用は「魔術師」との異名を得るほどであり、カール12世をして「小さなクロンステッドには黄金の価値がある」と言わしめた。
 1713年3月、彼は野戦砲兵隊の大佐に昇進したが、ステンボックのスウェーデン軍はシュレスヴィヒ・ホルシュタイン地方テニングに封じ込められてしまった。こうしてテニングの陥落とともに彼もまた捕虜となった。しかし上官であったステンボックとは異なり彼は直ぐに釈放され、釈放された部隊伴にスウェーデンに帰国した。そして祖国に戻ると再び1714年スウェーデン領ポンメルンに舞い戻って砲兵隊の指揮をとった。特にシュトーラルズントの防衛に力を注いだが、リューゲン島の戦いで負傷した後、シュトラールズント陥落とともにまた捕虜となった。しかし傷が癒えると彼は数名の士官とともに、厳重な警備をくぐり抜けて脱走に成功してオランダへと逃亡し、海路でユーテボリに帰国した。そして帰ってきた彼をカール12世は全砲兵を指揮する砲兵総監に任命した。

魔術師クロンステッド(草稿その6 おわり)