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マスメディアは福島の風評被害や放射線恐怖症を煽るな

2018-02-07 09:55:35 | 時事問題への正論
 来月の3.11が近づくにつれ、毎年のことであるが福島の現状についての報道が増えてくる。読売新聞は定期的に「原発と福島」という連載をやっているが、このところ避難指示解除区域が増えてきたので、地元に戻られた人たちの現状等の報道が行われ、状況を知るにはよい企画だと思っている。

 しかし、昨日(2月6日)の記事「通いの日々」という記事はいただけない。このブログでは、繰り返し放射線恐怖症という病気の人をことさら報道する意味を問うてきた。病気を病気として報道し、その対処法を考えるのなら意味があるのだが、福島市のような避難指示が出ていない地域から家族の説得もかたくなに拒否して子供を連れて山形に自主避難し、仕事先の福島まで運転中に恐怖に襲われる雪道も車で通う日々を暮らしている女性(今は離婚もしてしまった)という典型的な放射線恐怖症という病気の女性の話である。

 この女性の病気回復にはどうすべきか、またなぜこのような病気が今なお残っているのかという問いかけなら意味があるかもしれないが、そのようなことは何にも書かれていない。放射線に対する正しい知識をもたない人たちが読んだら、福島市でも危ないのだという誤った認識をもたらさないか?風評被害のもとにならないか?読売新聞はこの記事を何の意図をもって掲載したのか?

 3.11が近づくにつれ、また今年もこのような風評被害や放射線恐怖症をことさら煽る報道が増えることを懸念するもので、強く警告したい。

 
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