きまぐれストロール

植物、風景などを主として

歴史街道を歩く(白須賀宿~新居宿)

2012年04月04日 06時37分47秒 | Weblog

3月31日曇りのち雨、わが各務原市鵜沼から小牧東ICー小牧JCTー豊川ICで降り、東海道の「白須賀宿」と「新居宿」

を散策し、三ケ日IC経由で帰途につきました。 雨天決行ということで、なによりも天候が気になりましたが「白須賀宿」

の「おんやど白須賀」までは、今にも降りそうな曇天でしたが無事到着。 休憩後「おんやど白須賀」出発時には横から

降る雨が「新居関所跡」までずっと降りつづく有様に閉口。 それでも要所々を散策。 帰途三ヶ日IC付近では天候は回復

途中PAで休憩し、のんびりと家路につきました。

                         白須賀宿・概略行程図

 

     白須賀宿入口付近の町並み            庚申堂:天保12年(1841)に再構築されたもの            

 

 火坊樹 :火事の延焼を防ぐため植えられたもの     夏目甕磨・加納諸平邸址:両者ともに国学者で

 静岡県内で残っているのはここだけです。        加納諸平は夏目甕磨の長子。 夏目甕磨:安永2年

                                    ~文政5年(1773~1822)、加納諸平:文化3年

                                    ~安政4年(1806~1857)  

 

       大村庄左衛門本陣跡                曲尺手:直角に曲げられた道路のことで、軍事的

                                   役割を保つほか、大名行列同士が道中かち合わない

                                   ようにする役割を持っていました。

 

           古い民家郡                  十王堂:お堂には、この地方に珍しく鐘楼もあって

                                    旧盆の期間を通じて、鐘の音が白須賀の街に響き

                                    わたります。

          十王堂にある鐘楼

 

 

         古い民家郡                          潮見坂より遠州灘を望む

 

           潮見坂公園跡                おんやど白須賀:散策する人々の交流休憩地として

                                    文化、交流の発信拠点として活用されています。

                                    展示品など説明していただき、そのあと一時休憩。

 

 うないの松:塩見坂の中ほどの所に「うない松」と            蔵法寺:龍谷山・曹洞宗

言われた大松の切株とこの松を詠んだ久光和光の

歌碑があります。 「うない」とはうなじのことで、松が

あった位置が潮見坂の首のあたるところから付けら

れた。

 

 潮見観音:山上から遠州灘の大海の潮をみると            一里塚跡・高札場跡

 言うことからこの名で呼ばれています。

                         新居宿・概略行程

 

 

            棒鼻跡                                 一里塚

                     

        疋田八郎兵衛本陣跡                       飯田武兵衛本陣跡

 

   新福寺:瑞龍山・曹洞宗                  旅籠・紀伊国屋:元禄16年(1703)に徳川御三家

                                    の1つ紀州藩の御用宿となっており、宿内の老舗で

                                    ある。

                    

                    新居関所跡・資料館:宝永4年(1707)の大地震の後

                    現在地に移され、江戸時代の交通の要所として

                    ≪入鉄砲に出女≫という言葉にあるように、鉄砲と

                    婦人の取り調べは特に厳しいことで有名でした。