ネブカドネザルの夢 ダニエルに見る公教会(カトリック教会)と公会議教会(VⅡコンキリアチャーチ) 二つは「混ざる」が「結合はしない」「分裂した国」、つまりパラレルチャーチとレムナントチャーチ
2020-07-01 | 預言
2:41あなたはその足と足の指を見られましたが、その一部は陶器師の粘土、一部は鉄であったので、それは分裂した国をさします。しかしあなたが鉄と粘土との混じったのを見られたように、その国には鉄の強さがあるでしょう。 2:42その足の指の一部は鉄、一部は粘土であったように、その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。 2:43あなたが鉄と粘土との混じったのを見られたように、それらは婚姻によって、互に混ざるでしょう。しかし鉄と粘土とは相混じらないように、かれとこれと相合することはありません
以上はダニエル書
- 今日において、この預言的な像における重要な部分は「一部が鉄で、一部が粘土でできた足」の部分です。鉄とどろどろの粘土が混じり交じり合っていて、その国の一部は鉄のように強く、一部は粘土のように脆い状態です。「それらは人間の種によって、互いに混じりあってるが、鉄と粘土が混じり合わないように、それらが互いに団結することはありません」と語られています。つまり、それはきわめてもろい関係を表わしています。
- 第四の国であるローマの後には、「分裂した国」となります(41節)が、第五の国とは呼ばれていません。ある意味で連続していますが、ある意味で断絶しています。43節の「人間の種によって、互いに混じり合う」とは、この世の人間的な政治的工作、たとえば婚姻条約、さまざまな連合、同盟、融合政策などを表わしています。しかし「それらが互いに団結することはない」というのは、第一の国から第四の国のように、もはや一つの巨大な帝国が支配することはないことを示唆しています。
鉄=ローマ→元来のカトリック教会
粘土=人間の種→公会議教会
「人間の種によって、互いに混じり合うが」→ヒューマニズム、エキュメニズム、混交主義、世界統一宗教
「鉄と粘土が混じり合わないように」→公教会と公会議教会は混じり合うものではない。水と油。月とスッポン。
「ある意味で連続していますが、ある意味で断絶」→公会議教会のこと。カトリックの連続か断絶かという議論を彷彿
「第五の国とは呼ばれない」「鉄と粘土でできた」「分裂した国」→このハイブリッド・パラレル公会議教会と公教会の残骸レムナントチャーチに相当する