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「冷たくて、硬い体」は老化のはじまり? 整体プロが教える血流改善法2023.2.4 矢上真理恵

2023-02-04 15:20:29 | 連絡
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矢上真理恵
矢上予防医学研究所ディレクター
1984年、兵庫県生まれ。高校卒業後単身渡米、芸術大学プラット・インスティテュートで衣装デザインを学び、ニューヨークにて独立。
成功を夢見みて、徹夜は当たり前、寝るのはソファの上といった多忙な生活を続けた結果、心身のバランスをくずし動けなくなる。
そのとき、父・矢上裕が考案し1万5000名が実践している「自力整体」を本格的に学び、心身の健康を取り戻し、その魅力を再発見。
その後、自力整体ナビゲーターとして、カナダ、ヨーロッパ各地、イスラエルにて、クラスとワークショップを開催。
さらに英国の名門セントラル・セント・マーチンズ大学院で「身体」をより体系的に学び、2019年に帰国。
現在、国内外の人たちに自力整体を伝えながら、女性のための予防医学をライフワークにしている。
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冷え、むくみ、肩コリ、腰痛、便秘、不眠といった、なんとなくの不調。
『すごい自力整体』の著者・矢上真理恵さんは、「不調のほとんどは自力整体で解消できる」と語る。
「自力整体」とは、人の手を借りずに、「整体施術のプロの技法」を自分におこなえるメソッド。
体のゆがみを正しい位置へ戻し、筋肉や関節のコリをリリースして、不調を根本から取り除くワークだ。
現在、若い世代から高齢の方まで約1万5000人が実践している。東洋医学をベースにしながら効率的に問題解決するのも人気の秘訣。なぜ「自力整体」はいいのか?(構成/依田則子 撮影/榊智朗)
 監修:矢上 裕 矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家 
監修者:矢上 裕(やがみ・ゆう)
矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家
1953年、鹿児島県生まれ。
関西学院大学在学中の2年生のとき、予防医学の重要性に目覚め、東洋医学を学ぶため大学を中退。
鍼灸師・整体治療家として活躍するかたわら、効果の高い施術を自分でできるように研究・改良を重ね「自力整体」を完成。
兵庫県西宮市で教室を開講、書籍の出版やメディア出演などで注目され、全国から不調を抱える人々が続々と訪れるようになる。
現在約500名の指導者のもと、約1万5000名が学んでいる。
著書に『DVDで覚える自力整体』『DVD3分から始める 症状別 はじめての自力整体』(ともに新星出版社)など多数。遠隔地の人のために、オンライン授業と通信教育もおこなう。
〇不調がでやすい5つのタイプにご用心
 

――矢上さんの著書『すごい自力整体』で紹介のワークは、体をゆっくりバウンドしたり、ユラユラゆするだけなのに、体がポカポカになって、ぐっすり熟睡できました。
矢上真理恵(以下、矢上):それはよかったです。
「自力整体」は整体師がおこなう技法をつかうので、効率よく血流改善できるんですね。
「冷たくて、硬い体」は眠りが浅くなり、老廃物も溜まりやすくなって、老化が加速する傾向にあります。日ごろから「あったかくて、柔らかい体」を意識することは大切です。
――「自力整体」を知っていれば、将来の健康不安もすこしラクになりますね
矢上:そうですね、今すぐ痛みやコリを緩和されたい方にも役立ちますが、フレイル(心身の虚弱)予防としても活用してくださる方も多いです。
「自力整体」の動きはゆっくりペースですし、しかも気持ちよさを感じることができるので、この先も長く続けられると思います。
――ちなみに、整体の視点から、いま元気な方や若い方でも、いつか歩行困難や寝たきりになりやすい特徴はありますか?
 矢上:決して歩行困難や寝たきり状態になるとは断言はできませんが、次のような特徴の方は、いつか不調が出やすい傾向です。ぜひ「自力整体」をおすすめしたいです。 
1 壁に背中を付けバンザイすると、手の甲が壁につかない
2 猫背、頭部が体の前側に傾いている
3 肩に力が入っていて、首が短く詰まっている(いつも凝っている)
4 歩幅が狭く、つまずきやすい
5 肥満 
これらの特徴は、姿勢が悪化していて、ゆがみがあり「冷たくて、硬い体」なのです。
血行不良で老廃物も溜まりやすく便秘がち、老化が加速しやすい傾向です。
 ――5つのうち、いくつか当てはまるので、心配になってきました。 
矢上:安心してください。
しばらく「自力整体」で血流を改善していけば、若さと健康をキープできますよ。
 私の著書『すごい自力整体』で動画でも紹介している「20分間ショートレッスン」は、寝そべりながらラクに血行促進できるので、初心者の方にもおすすめです。
しなやかな血管づくりに「自力整体」をぜひお役立てください。
〇いっきに血流を促す「自力整体」~踏み込みのワーク
――ウェブ読者のみなさんへ、著書『すごい自力整体』の中から、「あったかくて、柔らかい体」になる血流改善ワークを一つ紹介してくださいますか?
矢上:ふくらはぎを刺激して、体全体へ血液を送る「踏み込み」がおすすめです。冷え性、むくみの解消にもおすすめです。
 写真
<下記URL

参照

で見ると、ヨガの「ダウンドッグのポーズ」に似ているように見えますが、効かせる場所が異なります。
1 四つんばいになる。両腕と両脚は腰幅にする。
2 お尻を上げ、ヒザをのばす。
3 ヒザを左右交互に曲げ、足の踏み込みをおこなう。片足5秒ずつ数回繰り返しながら、ふくらはぎや、ハムストリングス(太ももの筋肉)をのばす。
*脚の裏側の筋肉が、気持ちよくほぐれている感覚があればOK。
*左足で踏み込んでいるときは、対角線上の右手で床を押す(反対側も同様に)。
矢上:ちなみに、痛みや不調を抱える方に生活スタイルをうかがっていると、こんな特徴が見て取れます。
・座りっぱなしで、立っている時間が少ない(筋力低下、血行不良)
・外出が少なく、引きこもりがち(〃)
・汗をかきにくい(運動量が少ない証拠)
・水を飲まない(発汗量が少ないため、喉が渇かない)
 この4つはすべて連動していて、「冷たくて、硬い体」になる悪い条件が揃っています。
ですから、これらと反対の行動を意識することは大切ですが、痛みや不調があると、動くのも億劫ですよね。
 そこで、ぜひ「自力整体」を日々の習慣として取り入れてみてください。動きたくなる体を、少しずつ取り戻すことができますよ。
【次回に続く】
『すごい自力整体』では、この他にも、整体プロの技法を使って、コリや痛み、ゆがみを解消するワークを多数掲載しています。(★一部動画でもご視聴いただけます)



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