GlobalHeart 社長Blog

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景気の動向

2009年06月19日 | Weblog
70年代から90年代までの日本の鉱工業生産指数の前年比(3ヶ月平均)は、若干の時間差がみられるケースもあるが、日本の輸出額の約3割を占めた米国の鉱工業生産指数の前年比(同)に概ね連動していた。しかし、2000年代から中国経済が拡大局面に入り、日本の輸出も中国向けが急増して、日本の鉱工業生産指数の前年比(同)は中国の鉱工業生産指数の前年比(同)に連動している。特に、2000年代後半は中国との関連性が高まっている。
2009年の中国は景気対策・金融政策もあって、鉱工業生産指数の前年比は2009年初期を底に上昇局面に入り、日本の鉱工業生産指数の前年比も単月ベースでは2月を底に上昇に転じている。米国の鉱工業生産指数の前年比も2009年後半には回復に転じて、日本の鉱工業生産指数の前年比の押し上げ要因となろう(山口レポートより)。
今回は実験的にこのレポートを掲載してみました。日本の鉱工業生産指数は米国と中国の影響で完全に上向く、ことが記されています。