いまやブログ

結婚生活の苦楽を気ままに書き連ねます。

ウェディングまでの道のり#12(ハネムーン)

2014年07月12日 | ウェディング

僕らは当初ハネムーンは行かないつもりで、夏休みとかに別途海外旅行でもいければいいね、くらいに考えていました。が、会社から福利厚生の一環として1週間程度の休暇をもらえるということがあり、結婚式の終わった時期は仕事的にも行きやすいタイミングということもあったので、結婚式準備を進めていく中で、多少の贅沢でもこの際行っちゃおうか!という流れに少しずつ傾いていき、並行して旅行先を考え始めたのです。タヒチやモルジブなど、ハネムーンリゾート的な所もふたりだけのこの時期しかなかなか行けないと思うのですが、単に雄大な海を眺めて日がな一日過ごすというだけにとどまらず、大自然に加えて、プラスアルファの刺激も欲しいというのが二人の共通した意見でした。元々二人とも歴史好きで、特に古代ギリシャ・ローマ時代への憧れが強かったので、日数が多く取れるこの時期しか行けない(土日含め10日間)ような場所ということもかんがみて、ギリシャを旅行先に決めました。

「アテネ・デルフィで悠久の歴史と霊験あらたかな雰囲気を味わい、青い海と白い家々の島をハシゴする」というのがを旅のコンセプトです。二人ともこれまで代理店任せの旅はあまりしてこなかったのですが、色々準備で忙しい時期でしたし、細かな調整やリクエストにも色々と応えてくれたり、僕らの気づかない提案もしてくれるだろうということで、ハネムーンくらいは至れり尽くせりの旅を満喫しようじゃないかということで、代理店、それもギリシャに特化した日本の代理店を活用しました。飛行機からホテルの予約、ホテルと空港や港間の送迎など、全てキッチリと手配してくれ、本当に楽チンでこれぞハネムーン!という旅をenjoyすることができました。その代理店(インターソルというところ)はなぜか土日休業で平日も18時までしかやっていないような、おそらくかなり小規模なところだと思うのですが、メールの回答も早く、見積もりやプランの変更に対しても迅速に対応、基本はすべてメールと電話(あとは郵便物)だけだったのですが、余分な事(余計な付加価値、とも言う)が一切なく、必要十分なやり取りだけで済ますことができたことに、二人ともなかなか感心したことを覚えています。

話の内容が散漫になりましたが、今回僕が言いたかったのは「ハネムーンをあなどってはいけない、普通の海外旅行とは全然違う鮮烈な体験と思い出を残してくれる、行けるなら絶対に行った方がいい」ということです。本当に二人だけの世界ですよ。人生において、周りの人たちから祝福された直後の二人が、その二人だけで、日常世界から切り離された場所で、まとまった時間を共に過ごすという体験をすることがあるでしょうか?共同生活におけるスタートがそこ(ギリシャ)から始まった、節目のイベントと言っても過言ではないでしょう。そして、何か二人の間に問題が起きた時でも、あの時の幸せな時間と空間を思い出すことが出来れば、きっと初心を取り戻すことができ、問題を解決していけると思うのです。そういう意味でも、ハネムーンは結婚生活における象徴的イベントであり、仕事が忙しいという理由だけでまったく行かないというのはもったいない。結婚直後に行けなくても、半年後、1年後にチャンスがあるならば、それをハネムーンと位置付けて、しばし日常を忘れ、二人だけの世界に浸ることはとても有意義なことだと思うのです。

ぜひ、ハネムーンを行くか行かないかで迷われている方がいれば、前向きにご検討を。Bon Voyage!!