他力本願

昨晩のとある番組を観ながら、主人と話したことは。


「人類はいったい何がしたいんだろうね」ということ。


体内マイクロチップ計画。


強盗などの、現物を盗まれたりする心配が皆無、利点だと言われたけど。


人体ごとかっさらわれて埋められた箇所を切り落とされる、売買される、そんな末恐ろしい事件が頻発するだろうことは、簡単に想像できる。


何がなんでも欲しい、だから強盗殺人などの非道な事件は、その昔は追い剥ぎだったし、それは形を変えながらずーっと続いているのだから。


部屋のスイッチも、買い物も、洗濯物も、「やっといてー」って指示すればIotがやってくれる、近い未来には先回りしてやっておいてくれる時代がくるかもしれない、と。


何も考えたくない、誰かに任せたい、煩わしいのはいやだ、他力本願もここまでくると、生きているのは一体誰ですか。


寿命100年時代になって、時間をもて余すようになって、ますます「生きてる」って何だ、って考えるようになるかしら、いや考えたくないんだから、一体何をおもうのかしら。。

人の美しさ

ご覧になった方もいらっしゃるだろう。


ＥＴＶ特集
「加藤一二三という男、ありけり。」
2017年7月1日（土） 午後11時00分(60分)





この番組は録画して、感銘を受けてからというもの、何度か観ていて消すことができずにいる。


この方の中には、確かな信心が、芯としてしっかりあり、生きざまに表出している。


羽生三冠は、
「求道者のような先生だ」と表現していた。



ー私はつい最近悟ったんです

バッハは自分が能力があって

もう理屈抜きで名曲を作ったんです

私もそうあるべきだと思った

理屈抜きで私は将棋の才能を

頂いているわけだから

ひたすら将棋を指して

良い将棋を指すことに尽きるー



絶対に引き際を自ら決めない
諦めない　どんな相手でも
刀折れ　矢を尽きても指す、と


横綱が十両に落ちてもなお戦う、と。




ー普通に考えたら

笑われると思いますよ

笑われても　私は　いや、そうだろうと

思いますよ　だけども

神様がお考えになっていることの

先回りをするという考え方は

全くありません

私は最後の一息まで

自分のすべきことをすべき

というふうに思ってますー




生かされているのだから諦めない、とも。


インタビュー場面を観ると、何故に鰻重を好むのか、長考するのか、きちんと説明ができるのは、意志の裏付けがあることがわかってくる。


確信を持っている人というのは、躊躇せず、当たり前の如く既行動に出ているものである。


しなければならない、からではなく、したいからする、という能動。


そしてそれを言葉で発するとき、揺るぎない真の表現となり、受ける者の心に響く。


私はこういう人が大好きだ。


歯がどうだの、変人だの、不器用だの、そんなのは眼中にはいらない。


志に本気で生きている人は、美しい、。

長財布を新調、四代目

夏休みにプールへたくさん出掛けて、気づけば長財布がクタクタになっていた。


布製は水分に弱いので、よれたりでこぼこができてしまう。


表地を張り替えてからまだ半年ではあるが、四代目、完成です。





カットクロスなら毎回手軽にイメチェンが出来るのもうれしい。