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ブロンディ聴きながら…

2015-08-23 | 諸行無常…let it be


今でも、ブロンディの名曲の数々を、聴く機会はよくあります。

作品としてのクオリティの高さを、今改めて思います。




タイムマシンで、遡りますと…。

僕が上京して大学生活にも、ようやく慣れた頃に、ブロンディが、街のいたるところから、聴こえてきたのを思いだします。

しかしながら、都会間もない、田舎者の僕には、デボラハリーは、あまりにお洒落で、あまりにカッコ良過ぎて、僕には、遠い遠い、憧れのセックスシンボルであり、遥か彼方の女性シンガーでした。

だから、学祭で、ブロンディやってる、大根足のデボラハリーを見つけては、この百姓がとヤジを飛ばしたものです。

その中の、大根デボラの1人に、ヤジを聞かれてしまい、バッファローの発情期みたいな顔で、倍返しで罵り返されたことがありました。

その大根デボラとは、今も友人ですm(_ _)m



1978年~80年当時と言えば、僕が親戚を頼って、東武伊勢崎線の草加市に住んでた頃です。

当時の東武伊勢崎線は、暴走族の聖地みたいな沿線でした。

その光景たるや、あまりのカルチャーショックに、腰を抜かすことばかりでした。

週末の春日部駅前の景色は今も鮮明に覚えています。



そして、演歌の街から、大学のある渋谷に到着すると、街のあちこちからは、デボラハリーのあのセクシーで甘い歌声で、溢れていました。

Heart of Glassは、今もキューンときます。

ちなみに、僕は、1982年のライブ映像が一番好きです。



数年前に、サマソニに来日したそうです。

彼女は、今も現役で、YouTubeで見ましたが、全くブレてなくて、今年70歳らしいですが、全く今も、当時のままのカッコいボーカリストです。

当時のNYパンクは、まだアンディウォーホルの匂いがして、その特有なモノトーンさが…宮崎の大草原の小さな家から出てきたばかりの僕には、夢のようなカッコよさで、僕にはむしろ、ロンドンぽいなぁと思いながら、NYもロンドンも知らないのに、そう思って聴いてました。





後々、わけあってロンドンに長期居候するようになって、ロンドンを夜な夜な徘徊しておりましたら、やっぱり"オラのあの時に感じたデボラは、本当だったべ"と再確認したのでした。