日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

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沢田五郎特別展 没後7周年記念企画 楽泉園で始まる 重監房の真相究明に尽くした作家

2015年10月21日 | ハンセン病
草津町のハンセン病療養所栗生楽泉園内にある重監房資料館で21日、元入所者で盲目の作家、沢田五郎さんの没後7周年記念企画となる特別展が開かれました。命日の23日をはさんで、11月14日(午前9時30分~午後3時30分)まで。入場無料です。
特別展では、国によるハンセン病隔離政策を象徴する建物「特別病室(重監房)」の実態を世に知らしめた作品『とがなくてしす』などのほか、作家活動で使った録音テープ、点字タイプライター、発案した音声時計などが展示されています。
学芸員の北原誠さんは「重監房の真相を追い続けた人だった。早くに亡くなり残念だ」と話しました。
私は生前の沢田さんとの思い出をしのびながら「差別偏見を乗り越える道しるべとなるようなものを残してくれた。国と県で連携して、差別偏見の解消を進めていきたい」と話しました。