日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

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【群馬県議会】2016.3.10県議の期末手当引き上げに「お手盛りの批判免れない」と反対討論しました

2016年03月13日 | 群馬県議会

開会中の県議会本会議で、10日の朝、急きょ議運から提出された議員の期末手当を0.05か月(約6万円)引き上げる条例改正案に対し、反対討論を行いました。県職員や教職員の給与引き下げに同意しながら、自らの手当ては引き上げるという、お手盛りを厳しく批判しました。

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日本共産党の酒井宏明です。議第1号議案に対する反対討論を行います。
県議会議員の期末手当引き上げは、いかに審議会の答申を受けた形にしようとも、まさにお手盛りとの批判をまぬかれません。
今回の県職員等の給与制度の総合的見直しによって、平均2%、年間約8万5千円の引き下げとなります。55歳の教員にいたっては、年間18万円以上もの大幅な引き下げとなります。2年間の現給保障があるとはいえ、生活に直結する給与の引き下げに同意しておきながら、県議会議員自らの期末手当を自らが提案して引き上げることに、県民の理解を得られるとでも思っているのでしょうか。
文教警察常任委員会で私が、給与引き下げは県職員、教職員の生活を脅かし、地域経済の悪循環、デフレスパイラルをもたらすものであり、認められないと追及したところ、自民党の委員から、生活を脅かすものではない旨の発言がありました。しかし、それは公務員の生活実態や給与引き下げによる社会的経済的影響をまったく顧みないものであります。
ましてや、平均的な職員給与の2倍の報酬をえている県議会議員の期末手当を引き上げる理由にならないことは明白であります。
よって、本発議案に反対であることを表明し、私の討論といたします。





***参考ブログ***
【群馬県議会】2016.3.10(木)県職員・教員の給与引き下げ、議員の期末手当引き上げ議案に反対