表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

クラレンス...

2015-06-18 13:52:29 | ブルース・スプリングスティーン
今日6月18日はクラレンス・クレモンズの命日です。


「クラレンス死す...」

あれは震災のあった年で、ようやく仙台市内に平穏が訪れてきた頃でした。確かこの訃報の1週間くらい前に、クラレンスが自身のバンドを引き連れて夏フェスに出るという嬉しいニュースが飛び込んできたのに、数日後には意識不明の重体という、まさに天国から地獄に突き落とされたショックは忘れられません。

それがもう4年も前のコトなんですね。

目が合う度にステージから優しい笑顔を見せてくれたリンゴ・スター・ヒズ・オールスター・バンドの来日公演、そして唯一クラレンスとダニー在籍時のEストリート・バンドを体感できたアムネスティのヒューマン・ライツ・ナウ。

結局この2回しか"生クラレンス"は見れませんでした。ホントにEストリート・バンド再結成のとき、MSG行けば良かったなぁ...

去年バンドがロックの殿堂入りを果たしたとき、大の仲良しだったニルスは予想通りクラレンスに感謝の言葉を述べていましたが、ヴィニ・ロペスも随分クラレンスの思い出を話していましたね。

きっとクラレンスより上手なサックス・プレーヤーはいっぱいいると思います。でもあそこまでパワフルでソウルフルで情感たっぷりにサックスを吹き鳴らす人はいないんじゃないでしょうか。

そういう意味でも唯一無二な存在だったクラレンス。僕の永遠のヒーローです。