もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

立憲民主党の党内人事展望

2020年09月12日 | 社会・政治問題

 立憲民主党の主要人事が取り沙汰されている。

 枝野代表が15日に行うと表明している党内人事は、福山幹事長の留任を軸にする考えとされるが、若手議員からは執行部の刷新を求める声が上がっているとも報じられている。改めて旧立憲民主党執行部を眺めてみると、
代表 枝野幸男
代表代行・選挙対策委員長 長妻昭
幹事長 福山哲郎
参議院議員会長 長浜博行
副代表・参議院幹事長 蓮舫
副代表・組織委員長 佐々木隆博
国会対策委員長 安住淳
政務調査会長 逢坂誠二
幹事長代行・団体交流委員長 辻元清美 となっており、一瞥して、彼等の殆どが「空白の3年間」に民主党の中枢で政権を担った議員であり、失政の責任を負うべき立場の議員であることが解る。民主党政権の失敗原因について、民主党や民主党の流れをくむ政党内で真摯に総括されることは無かったが、一般的には、東日本大震災という未曾有の厄災ということを割り引いても、内閣(閣僚)の知識・経験不足と党としての国家戦略のグランドデザインが無かったこととされている。ならば、その経験を踏まえて足りなかった点がどのように改善されたかと安倍政権下での彼等の活動を見ると、対案を準備して政策論争を迫ることは放棄して、旧態依然とした内閣と閣僚攻撃に終始する姿からは、到底過去の失敗に学んだようには思えない。特に、福山幹事長が高圧的に反対意見を封殺する党運営・メディア対応と、身内議員の不祥事に関する真意不明の擁護や外国企業が関係している疑いの濃い政治献金疑惑は致命的であるように思う。また、現在の執行部には経済に強いだろう議員が見当たらないようにも思える。政策立案の要である逢坂政調会長も、地方自治については造詣が深いようであるが、それすらも3割自治の解消と地域の活性化には地方交付金の増額以上の主張は無いように思える。新執行部の顔ぶれが旧執行部と同様であれば、政権構想自体が眉唾に映り、政権を奪取できたとしても財源を顧慮しないバラマキ政策で頓挫した民主党政権の轍を踏むであろうことは明らかであるように思える。

 就任訓示で紅衛兵と毛沢東語録さながらにマニフェストを振りかざした長妻代表代行、知性を感じられないヒステリックな委員会質問を繰り返す蓮舫副代表、自党の評価に関する新聞報道をランク付けした安住国対委員長、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長を威圧的口撃した福山幹事長・・・等々、いずれも正義は我のみとする姿勢である。綱領案では「自由と多様性を尊重し・・』と高らかに謳っているが、旧執行部の言行は、綱領と程遠いものであるように思える。これらの事象を反面教師として綱領は生み出されたのだろうかと思えば、新執行部はどのような陣容になるのだろうかと楽しみである。

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