「須磨離宮公園」を出た後は、次なる目的地へ。
やってきたのは、公園から徒歩10分ほどの場所にある「須磨寺」。
須磨寺は正式名を「上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)」と言い、
「義経腰掛けの松」(上)や「弁慶の鐘」(下)など、源氏と平家ゆかりの
史跡が多くある古刹になっています。
本堂をお参りした後「出世稲荷社」へ。
平清盛が都の守護神として祀り、武家として出世したため信仰を集めたんだそう。
次は稲荷神社の奥に見えていた「三重塔」へ。
弘法大師千百五十年御遠忌、当山開創千百年、平敦盛卿八百年遠忌を記念して再建された塔で、
周りには四国八十八カ所のお砂踏みがあり、各札所の砂をガラス越しに踏んで回ることで、
八十八か所霊場を巡ったのと同じ功徳をいただけます。
そういえば、去年の香川うどんツアーでも善通寺の「お砂踏み」をしたっけ。
早くまた香川に行けるようになって欲しい!
コチラは一の谷の戦いで戦死した平敦盛の菩堤を弔う為に建立された「敦盛公墓所(首塚)」。
須磨寺には「オモロイ寺にしたい!」という住職の希望で、いろいろとオモロイ物が置いてあります。
下の写真は、平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面を再現した「源平の庭」。
亀の背中に乗った七福神を回しながら拝む「七福神マニコロ」(上)や「ぶじかえる」の石像。
「ビックリしたい人は目玉を、借金に困っている人は首を回して下さい」と書かれていたので、
とりあえず目玉をまわしておきました。(笑)
最後に「仁王門」と「龍華橋」にやってきて、見学終了。
「仁王門」の左右にある仁王力士は、鎌倉時代の仏師「運慶(うんけい)」とその息子
「湛慶(たんけい)」の作と伝えられているんだそう。
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